コミュニケーション/ジャーナリズム学(Bachelor of Communication)を学べる大学一覧

ジャーナリズム学(Bachelor of Communication)について

SNSの普及により、様々な情報が行き交う現代社会において、正確な情報を見極めること、また発信者が信憑性のある情報を判断し提供することは、大変重要なスキルです。そのため、ジャーナリストになる、またはメディア業界で働くためには、発信者としての責任および伝え方を学ぶ必要があります。

 

ジャーナリズムには、現代社会に隠れている問題を浮き彫りにし、大衆に理解を促し、変革を推進する力があります。そのため、社会問題に対して強い関心を持っている方、公平性への探求心が強い方に大変お勧めのコースです。

 

またメディア業界のみならず、ジャーナリズムを学ぶ過程で得た知識やスキルは幅広い業界で活かすことができ、卒業後は様々なキャリアパスを考えることができます。

オーストラリアでBachelor of Communicationを学ぶ理由

ジャーナリズムの学習には、クリティカルシンキングのスキルが大変重要です。クリティカルシンキングは日本語で「批判的思考」と呼ばれ、物事を様々な観点から論理的に分析し、結論を出す能力を指します。クリティカルシンキングを意識することで、社会問題をより客観的かつ論理的に第三者へ伝え、より多くの人に理解を促すことができます。

 

オーストラリアは、多民族の方々が集まってできた多文化国家であり、他文化への尊重や理解を率先的に行ってきた歴史があります。そのため、就学中はクリティカルシンキングを用いた意思決定やディスカッションの機会が多く、また学生はそれぞれ異なるバックグラウンドを持っているため、自分では考えつかなかった意見や思考に出会うことができます。このような環境により、オーストラリアはジャーナリズムを学ぶ国として非常に魅力的です。

必要な英語力

Bachelor of Communicationの直接入学には英語力の証明(IELTS6.5程度)が必要になります。学校により英語力の条件や認められるスコアの種類も異なりますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

 

スコア提出ができない場合や英語力に自信がない場合は、大学が提携している語学学校やカレッジからパスウェイ制度を利用しての進学が可能です。パスウェイ制度を利用することで、IELTSやケンブリッジ検定などのスコア提出が免除されます。

 

弊社では語学学校またはカレッジと大学進学をセットにしたプランのご提案もしておりますので、是非ご相談くださいませ。

必要な成績

大学の直接入学には成績証明書の提出(3.5/5程度)が必要になります。また大学によっては、成績証明書とともに就業経験(フルタイム)を証明する書類の提出を求められる可能性がございますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

大学への入学方法について


入学方法は主に3つあります。

①ファウンデーションコースからの入学

本科入学前にファウンデーションコースと呼ばれる大学準備コースにご入学していただきます。直接入学で求められる成績が緩和されるため、多くの留学生がファウンデーションコースを経由して大学の本科に入学しております。ファウンデーションコース期間分(8か月程度)の留学費用がかさんでしまうという点がデメリットとして挙げられます。

②大学付属カレッジ、提携専門学校からの編入

大学やその学部によって異なりますが、付属カレッジや専門学校で1年ほど勉強していただきDiplomaの修得をしていただくと、大学の2年次に編入することができます。カレッジや専門学校は大学と比べ、学費を抑えることができるため、大学に直接入学するよりもトータルの留学費用を抑えることができます。編入制度を利用するためには、大学に単位が認められるか、提携があるかなどの確認が必要となるため、事前にしっかりと就学プランを立てていくことが大切です。

③直接入学

高校の成績や英語力が問題なければ、大学への直接入学が可能です。

おすすめ学校と入学方法

都市別のおすすめ学校と上記3パターンの入学方法を見比べ、ご自身の希望やレベルにあった学校そして入学方法を選んでいきましょう。
詳細については弊社の無料カウンセリングにてご案内することが可能でございます。
進学カウンセリングをご希望の場合は、現在の英語力そして成績をお伝えいただけますとより具体的な提案が可能です。

University of Wollongong(ニューサウスウェールズ州)


ウーロンゴン大学のこちらのコースでは、国内外のコミュニケーションおよびメディア業界における基礎知識を身につけることができます。ジャーナリズムの就学を通じて、報道およびストーリーテリングのスキルを向上することができ、またテキストや音声などの細かな点から出版までのスキルを習得することができるため、卒業後すぐに役に立つスキルを身につけたい方に大変おすすめです。

 

さらに、ジャーナリズムの変化、メディア法と倫理の重要性、新しいストーリーテリング形式(ポッドキャストやウェブシリーズなど)がどのように人々に影響を与えるかについても学びます。

ウーロンゴン大学の世界ランキング

World University Rankings201-250位

Bachelor of Communication and Media (Journalism)への進学方法

 条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:5.5 (R:5.0 W:5.0)
成績: ATAR40
3年7か月$113,328University of Wollongong (Foundation Studies)
②カレッジ
③直接入学英語力:6.5 (各スコア6.0)以上
成績: ATAR70
3年$93,312

 

※Wollongong大学ではATARという成績換算方法を使って入学の条件を判断しております。そのため、日本での成績についてはあくまでも目安となります。

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

University of Wollongong(ウーロンゴン大学)

RMIT University(ビクトリア州)

RMIT大学のこちらのコースは、理論と実践を融合させたカリキュラムを提供しており、メディア業界から高く評価されています。コース卒業生はオーストラリアの主要な報道組織や国際的な報道機関で活躍しており、その結果からRMIT大学での学習中に業界に通用する知識やスキルを身につけられていたことが伺えます。

 

また、オーストラリアで主要な報道機関であるABC AustraliaやNine Newsが所属する団体とのコネクションもあり、3年次にはインターンシップの機会があるため、よりリアルな業界を見ることができます。

RMIT大学の世界ランキング

World University Rankings251-300位

Bachelor of Communication (Journalism)への進学方法

 条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 高校2年次 3/5段階評価
3年8か月$141,670RMIT University (Foundation Studies)
②カレッジ/TAFE英語力:IELTS 6.0(各スコア5.5)以上
成績: 2.5/5段階評価
4年6か月$160,800RMIT University (Associate Degree in Professional Writing and Editing)
③直接入学英語力:IELTS 6.5(各スコア6.0)以上
成績: 3/5段階評価
3年$112,320

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

RMIT大学

Griffith University(クイーンズランド州)

グリフィス大学のこちらのコースは、ダブルディグリープログラムという2つの学位を同時に取得できるプログラムを採用しています。そのため、わずか4年間の学習でコミュニケーションの学位とビジネスの学位を取得でき、就職の際には他の就活生よりも幅広い知識で競争することができるでしょう。

 

また、グリフィス大学のこちらのコースは、業界の専門家と連携したカリキュラム編成、基礎知識の応用、キャリア育成を重要視しています。ビジネスを学んでいるからこそ見つけられるコミュニケーション・メディアの問題点や改善点が多く、そのような多面的な理解を向上させることにも重きを置いています。

グリフィス大学の世界ランキング

World University Rankings251-300位

Bachelor of Communication and Journalism/Bachelor of Businessへの進学方法

 条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 2.5(5段階評価) ※高校2年次でも可
3年8か月$124,400Griffith College
②カレッジ/TAFE英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 2.5(5段階評価)
3年3か月$110,500Griffith College (Diploma of Business)
③直接入学英語力:IELTS6.5 (各スコア 6.0)以上
成績: 3.7(5段階評価)
3年$99,000

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

Griffith University(グリフィス大学)

University of South Australia(サウスオーストラリア州)

南オーストラリア大学のこちらのコースは、ジャーナリストやライターとして必要なスキルと知識を提供します。プロフェッショナルな文章作成スキル、提案書作成、マーケティング、コミュニケーションスキルなど、幅広く専門的な知識を学びます。

 

学ぶ内容には、もちろんこれらのスキルに加えて、編集やジャーナリズムの社会的役割、ニュースおよびオンラインメディアの制作スキル(撮影、編集、調査、データ分析、意思決定)、機器やソフトウェアの使用方法も含まれています。

 

最終学年には、ジャーナリズム業界でのインターンシップやプロジェクトが用意されているため、実践的な経験を通じて知識とスキルをさらに深めることができます。

サウスオーストラリア大学の世界ランキング

World University Rankings301~350位

Bachelor of Journalism and Professional Writingへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS5.5 (各スコア5.0)以上
成績:高校2年次修了
3年8か月$127,400Eynesbury College
②カレッジ/TAFE
③直接入学英語力:IELTS6.0(R:6.0、W:6.0)以上
成績: Foundation経由
3年$97,200

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

The University of South Australia(南オーストラリア大学)

Edith Cowan University(ウェスタンオーストラリア州)

エディスコーワン大学のこちらのコースでは、伝統的な報道手法を超えて、ソーシャリズムや気候変動、多様性に関連する問題をあらゆるメディアプラットフォームを使用して報道するスキルを身につけます。

 

ニュースやエンターテインメント、スポーツの報道およびプレゼンテーションスキルに重点を置き、現代のジャーナリズムに求められる能力を養います。また、フリーランスとして働くためのコンテンツ収益化の方法も学びます。これにより、自身のスキルを最大限に活かし、持続可能なキャリアを築くための基礎スキルを身につけることができます。

エディスコーワン大学の世界ランキング

World University Rankings351-400位

Bachelor of Journalism and Broadcast Mediaへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績:高校2年次修了
4年Bachelorコース費用+$27,000Edith Cowan College
②カレッジ/TAFE英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績:2.5 (5段階評価)
3年Bachelorコース費用+$31,000Edith Cowan College
③直接入学英語力:IELTS6.0 (各スコア 6.0)以上
成績:3.6 (5段階評価)
3年未発表

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

Edith Cowan University(エディスコーワン大学)

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先のメルボルンでは、10週間語学学校で英語を勉強し、その後メルボルン市内のTAFEでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。課題提出に追われながらの海外生活でしたが、友人と協力し合い無事卒業しました。海外進学、またメルボルンでの生活については熱く語れるかと思います!また、メルボルンのかわいいカフェなどもおすすめできますので、ご興味のある方は、ぜひお話ししましょう!

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