犯罪学(Bachelor of Criminology)を学べる大学一覧

犯罪学(Bachelor of Criminology)について

Bachelor of Criminologyは、日本語で犯罪学学士号を意味します。このコースでは、犯罪の原因、犯罪者の行動、刑法のシステムなど、犯罪とその影響について学びます。就学中には、犯罪学の理論と実際の現場で使われる実務スキルを学び、卒業後すぐに活かせる知識とスキルを身につけることを目標とします。

 

このコースでは、犯罪科学、犯罪心理、未成年犯罪、企業犯罪、犯罪の抑止・防止など、様々な専門科目からご自身の興味のある分野を専攻できます。そのため、進学準備を進めると同時に、どの分野に特に興味があるのか自己分析を行うことをおすすめします。

 

卒業後の進路としては、政府アナリスト、リサーチアナリスト、警察官、児童保護団体の職員、保護観察・仮釈放のケースマネージャーなどが挙げられます。就学で得た分析力や調査力はどの業界でも活かすことができるため、幅広い分野での活躍も期待できます。

オーストラリアで犯罪学を学ぶ理由

オーストラリアは多民族・多文化国家のため、他者の考えを尊重することやそして理解することを大切にしておりますが、時に衝突や摩擦が起こることがあります。文化的な背景で起こった衝突は、どちらかが100%悪いと判断することが難しく、しっかりと被害者と加害者の心理状態や背景を理解する必要があり、犯罪学での就学が大いに役立ちます。

 

グローバル化が進む中で、日本も多くの移民の受け入れを行っているため、オーストラリアで学んだ犯罪学の知識や経験は帰国後も活かすことができるでしょう。

 

また、オーストラリアにはインターンシップの機会を設けている大学も多いため、実践的なスキルを身につけたい方に大変おすすめです。

必要な英語力

犯罪学コースのの直接入学には英語力の証明(IELTS6.5程度)が必要になります。学校により英語力の条件や認められるスコアの種類も異なりますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

 

スコア提出ができない場合や英語力に自信がない場合は、大学が提携している語学学校やカレッジからパスウェイ制度を利用しての進学が可能です。パスウェイ制度を利用することで、IELTSやケンブリッジ検定などのスコア提出が免除されます。

 

弊社では語学学校またはカレッジと大学進学をセットにしたプランのご提案もしておりますので、是非ご相談くださいませ。

必要な成績

大学の直接入学には成績証明書の提出(3.5/5程度)が必要になります。また大学によっては、成績証明書とともに就業経験(フルタイム)を証明する書類の提出を求められる可能性がございますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

大学への入学方法について


入学方法は主に3つあります。

①ファウンデーションコースからの入学

本科入学前にファウンデーションコースと呼ばれる大学準備コースにご入学していただきます。直接入学で求められる成績が緩和されるため、多くの留学生がファウンデーションコースを経由して大学の本科に入学しております。ファウンデーションコース期間分(8か月程度)の留学費用がかさんでしまうという点がデメリットとして挙げられます。

②大学付属カレッジ、提携専門学校からの編入

大学やその学部によって異なりますが、付属カレッジや専門学校で1年ほど勉強していただきDiplomaの修得をしていただくと、大学の2年次に編入することができます。カレッジや専門学校は大学と比べ、学費を抑えることができるため、大学に直接入学するよりもトータルの留学費用を抑えることができます。編入制度を利用するためには、大学に単位が認められるか、提携があるかなどの確認が必要となるため、事前にしっかりと就学プランを立てていくことが大切です。

③直接入学

高校の成績や英語力が問題なければ、大学への直接入学が可能です。

おすすめ学校と入学方法

都市別のおすすめ学校と上記3パターンの入学方法を見比べ、ご自身の希望やレベルにあった学校そして入学方法を選んでいきましょう。
詳細については弊社の無料カウンセリングにてご案内することが可能でございます。
進学カウンセリングをご希望の場合は、現在の英語力そして成績をお伝えいただけますとより具体的な提案が可能です。

University of Wollongong(ニューサウスウェールズ州)


ウーロンゴン大学の社会科学(犯罪学)コースでは、人々がなぜ犯罪を犯すのか、社会がどのように罪を概念化するのか、そして罪とみなされるものとみなされないものの違いについて学びます。また、社会が犯罪にどのように反応し、その対応が犯罪者、被害者、および一般社会にとって効果的かつ公正であるかどうかを調査します。

 

ウーロンゴン大学では、社会科学の必修科目である基礎知識を学びつつ、初年度から犯罪学の専攻科目を組み合わせることが可能です。社会科学の必修科目には、人文地理学、社会学、将来の就業への準備を含めたキャリア学習が含まれます。

 

2年次および3年次には、犯罪学の専門科目に焦点を当てて学びを進めるため、基礎から専門分野までしっかりと学びたい方におすすめの学校です。

ウーロンゴン大学の世界ランキング

World University Rankings201-250位

Bachelor of Social Science (Criminology)への進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:5.5 (R:5.0 W:5.0)
成績: ATAR40
3年7か月$108,144UOW College (Foundation Studies)
②カレッジ(Fast Track)英語力:6.5 (R:6.0 W:6.0)以上
成績: ATAR45
2年8か月$85,752UOW College (Diploma of Arts, Social Science and Humanities – Fast Track)
③直接入学英語力:6.5 (R:6.5 W:6.5 L:6.0 S:6.0)以上
成績: ATAR70
3年$88,128

 

※Wollongong大学ではATARという成績換算方法を使って入学の条件を判断しております。そのため、日本での成績についてはあくまでも目安となります。

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

University of Wollongong(ウーロンゴン大学)

La Trobe University(ビクトリア州)

ラトローブ大学のこのコースでは、犯罪学分野でのキャリアに必要な専門知識、法的基礎知識、そして卒業後すぐに使うことができる実践的スキルを身につけるための学習を行います。

 

国際犯罪学や被害者学などの専門科目を受講するだけでなく、難民支援センター、ビクトリア州警察署、犯罪被害者審判所などで研修を行う機会もあるため、卒業後の具体的なイメージを持ちながら勉強を進めることができます。

ラ トローブ大学の世界ランキング

World University Rankings251-300位

Bachelor of Criminologyへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 高校2年次修了証明
3年8か月$138,872La Trobe College
②カレッジ/TAFE
③直接入学英語力:IELTS 6.5(各スコア6.0)以上
成績: 3.5/5段階評価
3年$111,600

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

La Trobe University(ラ・トローブ大学)

Griffith University(クイーンズランド州)

グリフィス大学の犯罪学コースは、オーストラリアの中でも高く評価されており、2023年度Shanghai Global Rankingsにて学問別1位を取得しております。その背景には高い教育レベルやインターンシップの提供などがあります。

 

1年次には、まずオーストラリア国内外の犯罪動向について学びます。専門家から最新の情報を得るとともに、犯罪の検証や防止、そして削減するための方法を編み出していきます。

 

2年次および3年次には、学生一人ひとりが希望するキャリアに基づいて、犯罪学および刑法の専門科目を勉強していきます。犯罪者および被害者との協力、対テロ対策、犯罪の分析および調査などの専門性の高い科目から選ぶことができるため、すでに学びたいことが決まっている方には特にオススメです。

 

そして最終学年ではインターンシップの期間があるため、興味のある職種やその雇用主とコミュニケーションをとり、業界内の現状についてより知ることができます。

グリフィス大学の世界ランキング

World University Rankings251-300位

Bachelor of Criminology and Criminal Justiceへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 2.5(5段階評価)
3年8か月$130,400Griffith College
②カレッジ/TAFE英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 高校卒業証明書
3年$105,600Griffith College (Diploma of Criminology and Criminal Justice)
③直接入学英語力:IELTS6.5 (各スコア6.0)以上
成績: 3.7(5段階評価)
3年$105,000

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

Griffith University(グリフィス大学)

Murdoch University (西オーストラリア州)

マードック大学のこのコースでは、学部内の専攻として犯罪科学、犯罪心理、刑法、ホワイトカラーおよび企業犯罪の中から1つを選ぶことができます。また、場合によっては心理学や法医中毒学を組み合わせて専攻することも可能です。

 

また、就学中は実際の未解決事件などをもとに調査や学習を行うため、より実践的な学びを感じることができます。犯罪学の専門家によるメンターシップを受け、さまざまな視点から社会問題や犯罪を調査する方法を学ぶため、就学後すぐに活かせる知識やスキルを得ることができるでしょう。

マードック大学の世界ランキング

World University Rankings351-400位

Bachelor of Criminologyへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績:高校2年次修了証明書
3年8か月$124,560Murdoch College
②カレッジ/TAFE
③直接入学英語力:IELTS6.0 (各スコア6.0)以上
成績:3.5 (5段階評価)
3年$99,000

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

Murdoch大学

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先のメルボルンでは、10週間語学学校で英語を勉強し、その後メルボルン市内のTAFEでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。課題提出に追われながらの海外生活でしたが、友人と協力し合い無事卒業しました。海外進学、またメルボルンでの生活については熱く語れるかと思います!また、メルボルンのかわいいカフェなどもおすすめできますので、ご興味のある方は、ぜひお話ししましょう!

カウンセラーに質問