保護者とお子様が一緒に留学!親子揃って海外に行って、本場の英語を学ぶという「親子留学プログラム」はお子様だけより安心で、親子共有の思い出ができるいいチャンスです。そんな親子留学をオーストラリアで体験してみたい!
ここでは、親子留学の概要からメリット・デメリット、そして気になる費用までをまとめてご紹介しています。高額な費用がかかりますが、お子様の為にも、自分の為にも親子留学、チャレンジしてみませんか?
目次
オーストラリア親子留学の概要
親子留学は、保護者とお子様が一緒に留学できる長期の留学プログラムです。お子様の年齢によっては、子供はチャイルドケアセンターやプレスクール、小学校、語学学校といった選択肢になります。保護者の方は、語学学校、専門学校や大学などが選択肢になります。
オーストラリアでの親子留学は、治安も安定していて自然が多いという環境も抜群。また、小さな子供に寛容なオーストラリアは移民が多いので、日本人も溶け込みやすいという利点もあります。教育水準が高いオーストラリアでは短期でも有意義な授業を受けられる国です。
オーストラリア親子留学のメリット
さて、そんな親子留学ですがどんなメリットがあるのか?3つのポイントを挙げていきましょう。
①子供だけの留学よりも安心感がある
「海外に留学」というのは、子供はもちろん大人にとってもかなりの大冒険ですよね。ましてや初めての国であれば、親も心配でたまりません。それが親子留学となれば、一緒の学校に行ったり、同じ場所で滞在でき、子供の成長と安全を直接確認することができて安心です。また、小さなお子さんの場合は書類手続きや飛行機などに保護者の方が付き添えるので、海外と言っても安心して出発することができるメリットがあります。
②親子揃って目標に向かって努力できる
親と子が同じ学校で通う場合はもちろん、違う学校などに通う場合でも親子の目標は「英語」という共通点があります。その日に習ったことを共有したり、間違っていることを教えあったり、競争して単語を覚えることもできるでしょう。日本では親子が同じ目標に向かって勉強するというのは、なかなかない機会です。親と子それぞれがいいライバルや友達のような感覚で留学できるは、親子留学の大きなメリットの一つですよ。
③別々で留学するよりも滞在費などが抑えられる
親子留学では、それぞれが別々に留学する場合よりも滞在先などの面で費用が抑えられる傾向にあります。同じ滞在先で安全面でも安心、親子留学の利点です。また、語学学校では割引がある場合もあり、食費の面でも自炊をすれば節約できます。
オーストラリア親子留学のデメリット
次に親子留学のデメリットは何があるでしょうか?メリット、デメリットの両方の側面をみて今後の参考にして下さいね。
①夏休み期間は日本人が多い場合も
親子留学では、子供年齢にもよりますが小学生以上のお子様の場合は、日本が休みの時期に留学にチャレンジする方が多いと思います。夏休み期間については日本人が多い場合もあります。折角海外に来ていても、日本人同士で日本語で話してばかりいると勿体ないですよね。日本人が多い場合でも、英語環境に身を置こうとする努力が必要です。
②親子留学では帰国後も継続学習が必須
特に子供の場合は、留学を通して驚くほど英語力が上達する場合もあります。反面、忘れてしまうのも早いので、日本に帰国後に継続して英語学習をする必要があります。留学したから終わり、ではなく習った内容を復習、ブラッシュアップしていかなければなりません。
③費用の面で決して安くはない
親子留学の場合、滞在面では費用は少しお得になるものの、生活費などは基本的に二人分かかります。現地の小学校の費用も公立/私立に関わらず高額です。また、航空券も二人分かかるので決して安くはない留学費用がかかります。事前にしっかりと計画をたてておきましょう。
親子留学のプラン①子供/親ともに就学
親御様が学生ビザを取得し、子供は帯同ビザを取得するプランです。
親御様の学校
親御様は語学学校/カレッジ/大学のいずれかに入学いただき、そちらの入学許可証を元に学生ビザを取得します。1年間通う場合の費用目安は下記です。
教育機関 | 年間費用 |
---|---|
語学学校 | 150万円 |
カレッジ | 60~150万円 |
大学 | 300万円 |
費用を抑えるにはVETと呼ばれるカレッジに通学するのが一番ですが、入学には一定の英語力が必要ですので語学学校とセットになる場合もございます。
お子様の学校
お子様は私立、公立で2つの選択肢がございます。
公立校の場合
Brownsという語学学校で英語を学んだ後、公立校(EQI)に進学します。
一定の英語力がないと現地の授業にもついていけませんので、弊社ではこのプランをおすすめしております。また、Brownsに就学する期間はお子様の英語力によります。
教育機関 | 年間費用 |
---|---|
Browns | 250万円/年 |
公立校(EQI) | 150~200万円 |
私立校の場合
私立校はBrownsとのセットでも申し込みできますし、英語力に自信のある方は語学学校なしのプランも可能です。(現地校の紹介料が別途かかります)
教育機関 | 年間費用 |
---|---|
私立校 | 250~400万円 |
親子留学のプラン②子供のみ就学
お子様が学生ビザを取得し、親御様はガーディアンとして帯同するプランです。
お子様の学校については上記プラン①と同じになります。親御様はガーディアンビザでの渡航になりますので、就労は不可です。親御様は3カ月までは就学可能ですので、英語力に自信がない場合は語学学校への就学をおすすめしております。
オーストラリア親子留学の費用
ここからは、滞在費の面からオーストラリア親子留学の費用をみていきましょう。ここでは1年間の場合の費用の目安をご紹介しています。親子留学では、ビザの手続きや学校手配などが二人分なので、やはりエージェントなどを利用すると便利です。
親子留学1年間費用の目安は1000万円~1500万円
親子二人分の留学費用目安です。学費が150~550万円、生活費が760~1000万円です。オーストラリアの物価/授業料は毎年上がっておりますので、余裕を持って1000万円/年は予算として考えていただきたいです。
項目 | 費用(円) |
---|---|
航空券代 | 20万円~30万円/2人 |
家賃 | 360~600万円/年 |
現地生活費 | 360万円/年 |
OSHC(学生ビザ保険) | 40万円/年 |
ビザ関連費用 | 20万円 |
航空券代は1人10~15万円
航空券代は、2歳以上のお子様の場合は、料金がかかります。日本からオーストラリアへはLCC便もたくさんでているので、時期にあわせて選びましょう。また、早めの予約で割引などお得な場合もあるので、早めに航空券をチェックしておくことをおすすめします。しかし、近年航空券の価格は上昇しており、ハイシーズンはさらに高くなる場合もあります。
家賃は年360~600万円
オーストラリアで日本人が賃貸契約を締結するのは容易でなく、部屋探しは簡単ではありません。弊社の現地提携オフィスでは有償にて部屋探しをサポートしております。
家賃は年々上昇しており、現在では年間360万円程度は予算を確保しておく必要がございます。
生活費は年360万円
現地での生活費にはまず食費。オーストラリアの特にシドニーやメルボルンなどの都会では外食費は高めです。ランチでも1食1,000円以上が当たり前。現地の食費を抑えたい方はホームステイの食事つきがおすすめです。また、スーパーを利用して自炊をするのも食費節約の一つです。
他には現地の交通費や娯楽費。交通費は都市によって違いますが1ヵ月約1万円くらいです。お得な観光用のチケットなどもでているので存分に利用しましょう。オーストラリアではマリンスポーツやアクティビティなどお金のかかるものもありますが、大自然を満喫する公園やビーチなどでも十分に楽しめます。子供に優しいオーストラリアなので、気軽にお出かけを楽しめますよ。現地滞在費は、どのように過ごすかで異なってきますが、1ヵ月30万円程度は必要です。
OSHCは年40万円
OSHCとはオーストラリアの移民局が学生ビザ取得希望者に対して義務付けている健康保険です。OSHCに加入しないと学生ビザが取得できません。
親御様、お子様の2人をカバーするため、OSHCの費用も高額になります。
ビザ関連費用は20万円~
親子留学のビザは複雑なため、移民コンサルタントを利用してビザを取得する必要がございます。移民局に支払うビザ費用に加えて、移民局コンサルタントの利用料もかかりますので、総額は20万円を超える場合もございます。
まとめ
さてここまで親子留学についてご案内してきましたがいかがでしょうか?何よりも親と子で共通の思い出ができるこの留学、有意義な時間となることでしょう。ぜひチャレンジしてみて下さいね。
下記が親子留学を受け入れている語学学校です。気になる学校がございましたらぜひお問い合わせください。