2008年からスタートしたMelbourne Modelというユニークな教育カリキュラムを行なっています。この教育課程では、自分の専攻以外からBredthという他学部の授業を選択科目として選び、授業を受け、単位を修得することになります。卒業するまでに取得すべき全単位のうち25%が、この選択科目によるものでないといけません。自分の選考とは全く異なる分野を学ことで、新たな発見があったり、柔軟性を身につけることができるでしょう。

メルボルン大学は、国内だけでなく、国外にも様々なネットワークを持っており、38カ国170以上ものの大学・教育機関と提携関係にあります。この中には、米国のアイビーリーグに名を連ねるような超一流大学も含まれています。他国の大学に短期留学をすることによって、オーストラリアの文化だけでなく、他国の文化も学ことができ、あなたの価値観や視野が大きく変わることは間違いないでしょう。

このようにメルボルン大学は学業で、国内外から高い評価を得ている大学ですが、スポーツにも力を入れています。Beaurepaire Centreという、1956年に開催されたメルボルンオリンピックの練習場所として利用されていたスポーツ施設を530万ドルかけて改装したのです。ちなみにこの場所は、世界遺産として登録されています。他にもキャンパス内には室内用温水プールや、最新のフリーウェイト機器と、陸上競技場などの施設が完備されています。

メルボルン大学は、専門分野が多岐に渡り、豊富にあることも特徴の一つです。大学では約100,大学院は400以上ものの学部、研究分野があり、皆さんが興味のある分野が必ず見つかると言っても過言ではないでしょう。また、これだけコースも豊富なので、上記のMelbourne Modelにおける選択科目を決める際も、迷ってしまうくらい興味深い授業がたくさんあるはずです。

MPA (Melbourne Accelerator Program)では、選抜で選ばれた生徒たちが5ヶ月間、ビジネスで成功を収めた投資家や企業家にメンターや出資者としてついてもらいながら、スタートアップ企業を育てていくというプログラムです。多くの学生が、このプログラムを通じて、多額の売り上げを上げて、成功させてきました。このプログラムは「世界のインキュベータトップ25」にもランクインしている、革新的なプログラムであると国内外で高い評価を受けています。

メルボルン大学は、名門大学であるため、学費はオーストラリア国内でも高い部類に入ります。また、メルボルンはシドニーに次いで物価の高い街であるため、留学全体の費用が非常に嵩むことが予想されます。しかし、メルボルン大学は1200ものの奨学金プログラムを用意しており、留学生・成績優秀者・ボランティアに励む者・リーダーシップを発揮した者など様々な学生を対象にしています。成績優秀な留学生に対して、25-100%の学費が免除されることもあるので要チェックです。

メルボルン大学の法学部はQS世界の大学ランキングでは12位、オーストラリア国内ではトップに選出されています。そして、法科大学院は世界最高峰と評価されています。対面授業だけでなく、オンラインでの学習や、対面とオンライン授業のハイブリッドタイプの学習形態も提供されており、非常に柔軟です。

メルボルン大学はQS世界の大学就職率ランキングで8位にランクインしています。キャリアセンターによる、ワークショップを通した就職指導やカウンセリングは元より、世界中に4万人以上にも及ぶ卒業生がいることと、学生のインターンシップ先として提携している企業が1,600以上あることもこの結果に寄与していると言えるでしょう。