【ブリスベン・Impact体験談】友達作りの工夫が生んだ、かけがえのない出会い

Point

名前:内田 美樹子 様
学校名:Impact English College Melbourne
受講コース:General English(7週間)/ IELTS(5週間)
通学週数:計12週間
ビザの種類:観光ビザ

英語に対するコンプレックスを克服するために


私は以前、外資系の企業で働いていましたが、英語に対してコンプレックスを抱えていました。オンライン英会話を受講したり、TOEICの勉強をしたりと努力はしていたものの、働きながら日本で英語をこれ以上伸ばすのは難しいと感じていました。

 

そんな中、会社の体制が変わり、労働環境にも変化がありました。それをきっかけに転職を真剣に考え始めましたが、久しぶりの転職だったこともあり、「どうせなら転職の合間にリフレッシュもしたい」という思いが強くなりました。また、英語を活かしてより良い条件の仕事に就きたいという目標もあったため、すぐに転職するのではなく、英語を勉強するために留学することを決意しました。

 

とはいえ、30代後半での留学には不安もありました。特に、学校に馴染めるかどうかが心配でした。しかし、同僚の中に転職前に留学をしていた人がいて、その話を聞いているうちに「自分も挑戦してみよう」と背中を押されました。

 

挑戦できそうなオーストラリアへ

仕事を辞めた後、まずはフィリピンのセブに2か月間留学しました。そこでの生活がとても楽しく、「せっかくなら別の国にも行ってみたい」と思い、セブ留学中に次の留学先を探し始めました。ラララのカウンセラーの方と相談しながら、英語圏の中でどこが良いかを考えました。

 

最初の候補はイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアでしたが、イギリスとアメリカは費用が高かったため、まず除外しました。残ったカナダとオーストラリアを比較したとき、カウンセラーの方から「オーストラリアの方が国民性がオープン」と聞きました。

 

現地の人とカフェなどのオープンスペースで気軽に会話することに挑戦したかったので、それができそうなオーストラリアに決めました。ただ、正直なところ、どちらを選んでも良いと思っていました。

憧れのメルボルン

オーストラリアの中でどの都市にするかを考えたとき、最終的にメルボルンを選びました。理由は、都会であることと、カフェ文化が発展していることです。

 

留学経験者から「先進国の都市なら、正直どこもあまり変わらない。結局、その都市を好きになるものだから、憧れや直感を大切にしたほうがいい」とアドバイスをもらいました。もともとカフェが好きだったこともあり、カフェ文化が魅力的なメルボルンに決めました。

かけがえのない友達に出会えました


留学生活では、思うようにいかないことも多くありましたが、日本にいたときよりも自分でなんとかしようとする力がついたと感じます。特に、学校での友達作りは予想以上に難しく、さまざまな要因が重なってなかなかうまくいきませんでした。しかし、英語を話す機会を増やすためにも、なんとかしなければならないと考えました。

 

そこで、Bumbleという友達探しアプリを使い、学校の外で新しい出会いを求めることにしました。何人かと実際に会ってみたところ、幸運にもとても気の合う男性と出会い、心から信頼できる友達になりました。学校内での友達作りに苦戦していた分、この出会いはとても大きな支えとなりました。

 

かけがえのない友達が一人できたことは、留学生活において大きな収穫でした。苦しいこともありましたが、自分で状況を変えようと努力したことで得られた経験は、これからの人生にも生きてくると感じています。

30代で留学を考えている方へ…

私は、最初の1ヶ月をホームステイ、その後の2ヶ月をシェアハウスで過ごしました。ホームステイ先では、70代のホストマザーと23歳の日本人留学生の女の子の3人で暮らしました。家はとても清潔で、ホストマザーは料理が好きだったため、食事は毎日とても美味しかったです。

 

しかし、ホストマザーは気分の浮き沈みが激しく、些細なことで怒られたり、何気なくした世間話が責められる原因になったりと、精神的に追い込まれることが多くありました。

 

ホームステイのルール上、途中で変更することもできず、短期間とはいえ、予期せぬトラブルが続く環境で生活するのは本当に大変でした。それでも、次のシェアハウス生活を楽しみにしながら、なんとか乗り越えることができました。

 

シェアハウスの方は、香港人の女性との二人暮らしでした。とても自由がある生活で、本当に快適に過ごすことができました。

 

30代で留学を考えている方、特に他人と暮らすことに抵抗がある方には、最初はAirbnbなどに滞在しながらシェアハウスを探すことを強くおすすめします。その方が、自分に合った環境を見つけやすく、より快適に生活できるのではないかと思います。

どの先生も教え方がとても上手でした

私は語学学校でGeneral Englishを3週間 → IELTSコースを5週間 → General Englishを4週間という流れで学校に通いました。IELTSコースの開講日が決まっていたため、General Englishの間に挟む形になりました。

 

授業では、6人の先生に教えていただきましたが、どの先生も教え方がとてもうまく、分かりやすかったです。特にGeneral Englishでは、日本とオーストラリア(英語圏)のユーモアの違いを学ぶ機会があり、とても興味深かったです。文化的な違いを英語で学ぶことで、単なる語学の勉強ではなく、より実践的な理解を深めることができました。

 

授業自体は楽しかったものの、私だけ年齢が結構上だったため、クラスの生徒たちに馴染むことができなかったのは少し残念でした。生徒はみんないい人たちばかりで、クラスの雰囲気も和やかだったので、もし気の合う友達ができていたら、もっと楽しかっただろうなと思います。学ぶ環境としては良かったと感じました。

英語を話す機会を増やすためにアクティビティに積極的に参加しました


授業が終わると、”Impactivity” というクラスを越えた任意参加型のアクティビティが毎日開催されていました。時間は1時間で、曜日ごとに内容が決まっているため、自分の興味のあるアクティビティに参加できる仕組みになっていました。

 

クラス内で気の合う友達ができなかった場合でも、Impactivityに参加すると別のコミュニティで友達を作るチャンスが増える ので、とても良いシステムだと思いました。

 

私が特に気に入っていたのは、月曜日に開講されていたConversationクラスです。英語を話す機会を増やしたかったので、できるだけ毎回参加するようにしていました。

 

ただ、実際に参加してみると、8〜9割が日本人という状況でした。学校全体の日本人比率は公式資料では3割弱とされていましたが、Impactivityでは日本人の参加率がとても高く感じました。

努力のおかげで英語力が伸びました!

英語力はものすごく伸びたと感じます。留学中に特に意識していたのは、できるだけ外国人の友達と過ごすことでした。クラスメイトとはあまり馴染めなかったため、学校外で英語を話す機会を作ることを重視しました。

 

そのために、BumbleやHelloTalkといった友達作りができるアプリを活用し、何人かとやり取りを開始しました。そのうちの数名と実際に会い、特に1人とはものすごく気が合ったため、週2回ほど一緒に遊ぶようになりました。これがスピーキングの向上に大きく役立ちました。

 

また、クラスで気が合いそうな子には積極的に話しかけ、できるだけ1対1で出かける機会を増やすようにしていました。グループでの会話よりも、1対1の方がじっくり英語を話せるので、実践的な練習になったと感じます。

 

授業は1日4時間しかなかったため、放課後にどれだけ英語を話す機会を作るかが本当に大事だと実感しました。自主的に英語を使う環境を作ることで、スピーキング力が劇的に伸びたのを実感できました。

語学学校のスタッフには安心感がありました

私が通っていたImpactには、日本人のカウンセラーの方が一人いらっしゃいました。入学初日に全体オリエンテーションでお会いし、その後、個別面談を一度実施していただきました。また、メールでいつでも連絡が取れる体制が整っていたため、何かあった際に頼れるという安心感が大きかったです。

 

Impactはイングリッシュオンリーポリシーが非常に厳しく、授業を担当する先生には言葉の壁があるため、踏み込んだ内容の相談がしにくい場面もありました。そのため、日本語で相談できるバックアップ体制があるのは、とても心強かったと感じています。

 

また、日本人カウンセラーの方以外のスタッフ(担任以外の先生)も、廊下ですれ違うと挨拶をしてくれるなど、感じの良い方が多かったです。全体的に学校の雰囲気はとても良く、快適に過ごすことができました。さらに、学校内にはカフェもあり、リラックスできる空間としてよく利用していました。

授業風景も新鮮でした

クラスの人数は週によって10~20人と幅がありました。これは、毎週月曜日に新入生が入ってくることや、レベルアップした生徒がクラスに加わることが影響しているためです。そのため、人数の変動が激しい印象を受けました。

 

国籍はコロンビアやベネズエラなど、南米出身の生徒が多かったです。年齢層は主に20代が中心で、私以外には1~2人ほど30~32歳の生徒がいる程度でした。積極的な生徒が多く、授業中でも自由に先生に質問をしている姿が印象的でした。海外では当たり前の光景かもしれませんが、日本と比べるとその積極性がとても際立っているように感じました。

 

私のクラスメイトは授業後に働きに行く人が多かったため、一緒にランチを食べたり、カフェに行ったりする機会があまりなかったのが残念でした。ただ、今振り返ると、もっと積極的に誘っていれば、違った結果になっていたかもしれないと思います。

メルボルンは多国籍!


メルボルンは発達した交通網のおかげで、市内の移動が驚くほど便利でした。市内から1~2時間離れた山や高原へ行くには車が必須だったため、運転できる友人がいれば行動の幅がさらに広がるのかなと感じました。

 

私が訪れた9月から11月の気候は、日本の春のようで非常に過ごしやすかったです。カフェもたくさんあり、巡るのがとても楽しかったです。また、海が近いため、ビーチでのんびり過ごすのが好きな方には最適な環境だと思います。

 

メルボルンの中心部は本当に多国籍で、オーストラリア人の割合は50%ほどしかいなかった印象です。インドやアジア、南米など、さまざまな国籍の人々が暮らしており、多様性を強く感じました。

 

残念だった点として、私はメルボルンを選ぶ際に日本人の割合を特に気にしていませんでしたが、実際に友達を作ろうとミートアップのイベントに参加したところ、日本人がほとんどで、英語のネイティブスピーカーを見つけるのに苦労しました。

 

個別にアプリを使って友達を探す分には問題ありませんでしたが、グループ型のイベントでは日本人が多くなりがちだったのは少し残念でした。

対人スキルを活かしてさらに英語を伸ばしたい!

今後はTOEICを受験し、外資系企業への転職を目指したいと考えています。ネイティブ並みに英語を話せるわけではないため、完全な外資系企業への就職は難しいかもしれませんが、日本人の多い外資系企業の日本支社で働くのが理想です。

 

また、今回の留学で身につけた英語力を維持するために、ミートアップなどの国際交流イベントに積極的に参加するつもりです。以前はイベントに参加しても自分から話しかけるのに緊張していましたが、留学を通じて外国人に話しかける自信がついたため、これからは対人スキルを活かしながら、さらに英語を伸ばしていきたいと考えています。

 

さらに、留学を経験したことでフットワークが格段に軽くなりました。もともとはあまり積極的に動くタイプではありませんでしたが、これからは旅行にもたくさん行き、さまざまな国や文化に触れてみたいと思っています。

留学に行こうか迷っているなら、できるだけ早く決断することをおすすめします


英語を学ぶだけでなく、多様性に触れ、かけがえのない出会いを経験し、日本ではできないことをたくさん体験できるので、留学に行って本当に良かったと感じています。

 

言語習得には年齢が大きく影響し、若いうちに始めた方が上達も早いと思います。そのため、留学に行こうか迷っているなら、できるだけ早く決断することをおすすめします。私自身も「20代のうちに行っておけばよかった」と思うことがあるので、少しでも興味があるなら、思い切って挑戦してみると良いかもしれません。

 

また、ある程度の年齢になってからのホームステイは、正直あまりおすすめしません(笑)。私自身の経験に加え、学校で話を聞いた限りでは、一人暮らし歴が長い人ほど、ホストファミリーの干渉を負担に感じ、生活を楽しめなくなる傾向があるようです。そのため、最初は2週間ほどAirbnbなどを利用し、その間に自分に合ったシェアハウスを探す方法をおすすめします。

ラララ・オーストラリアについて

留学先を決める際、ラララともう一社で見積もりを出してもらいましたが、最低価格保証の制度があり、大幅に値引きをしていただきました。他社が値引きをするたびに細かく対応してくださり、金額面でとても助かりました。

 

また、料金の中に「留学前のオンライン英会話受け放題プラン(1日50分)」が含まれていたため、自分でオンライン英会話を申し込む必要がなく、その分の費用を節約できました。フィリピン人の講師の方も親切で、サービスの質も高かったと感じています。

 

さらに、申し込み前に不明点があり、再度面談をお願いした際も、快く対応していただきました。そのおかげで、納得したうえで留学の準備を進めることができ、本当にありがたかったです。