そんなパースですが、2019年9月からは成田空港からの直行便がANAより運行されアクセスしやすくなりました。学校担当者でさえも「Hidden Place」だと言っていたパースですが、今後ますます日本人留学生が増えることが予想されます。
パースは語学学校が15校ございますが、過去に日本人が多く入学した語学学校は13校ですのでまずはこの13校を抑えましょう。
私立語学学校8校、TAFE・大学付属語学学校5校となっておりますので、人気順にランキング形式でそれぞれ分けてポイントを解説していきます。
大学付属語学学校と私立語学学校の違いについては以下の記事をご覧ください。
パース語学学校人気ランキング ベスト7 私立語学学校編
1位 Lexis English(レクシス・イングリッシュ・スカボロー校)
人気の理由:ビーチ沿いに校舎
授業料:$365/週~
日本人比率:9%
レクシスは大規模校であり、マンリー、ブリスベン、ヌーサ、サンシャインコースト、バイロンベイ、そしてパースにキャンパスがあります。
特徴①校舎がビーチ沿い
レクシスの一番の特徴がビーチ沿いに校舎を構えているという立地です。パースの語学学校はレクシス以外は市内に校舎があります。市内はもちろん店も多く仕事探しにも便利なのですが、砂漠地帯なので夕方以降は非常に暑いという難点があります。
ビーチ沿いであれば夕方以降も海側から涼しい風が流れてくるため過ごしやすいです。夕方以降は過ごしやすい気候を求めて、市内からビーチ沿いに人が流れてくるため、レストランやエンターテインメントも数多くあります。
市内ではなくビーチ沿いで過ごしたい方にはぜひ検討いただきたい語学学校です。
特徴②ケンブリッジ検定試験対策が有名
レクシスは創業者が郊外でもケンブリッジ検定試験対策を学べるようにと考えて設立された語学学校です。ヌーサ校もケンブリッジ検定試験対策のテスト会場に認定されているなど、ケンブリッジ検定試験対策は万全です。
ケンブリッジ検定試験対策は受講に一定の英語力が求められるため、一般英語から始める人も多いでしょう。一般英語では、午前は文法やライティングなどを学び、午後はスピーキングやリスニングなどを中心に学びます。
午後はクラスが選択制となっている点が特徴的で、オーストラリアの文化や音楽を学ぶこともできます。
特徴③パースで唯一医療英語を学べる
オーストラリアの医療機関で就職するには基本的にはOETを取得する必要がありますが、それをパースで唯一学べるのがこのレクシスです。
授業は元看護士の講師などが実践的に行っており、看護師役と患者役に分かれてロールプレイングをしたりします。
医療機関での勤務経験がある方や、オーストラリアの医療機関での就職を目指す方におすすめのコースです。
2位 Milner(ミルナーインターナショナルカレッジ)
人気の理由:バランスが良い
授業料:$315/週~
日本人比率:12%
市内に校舎があるため、カフェやレストランなどで仕事をする人にも便利な立地です。ワーキングホリデービザで通う学生が多い学校です。授業料は決して高くありませんが、国籍比率もよく、授業の質も高いため、非常にバランスが良い人気校です。
特徴①国籍バランスが良い
留学生の出身国が偏らないように、各国30%という上限を設けているため非常に国籍バランスが良い学校です。
創業者がイギリス出身ということもあり、ヨーロッパからも生徒が多く来ています。代表的な国としては、スイス、イタリア、フランスです。
格安校だとどうしても南米系やアジア系が多くなりがちですが、Milerは非常に国籍バランスが良い学校です。
特徴②講師にベテランが多く授業の質が高い
Milnerは家族経営の私立語学学校としてはオーストラリア最古の学校ですが、開校当初から勤めている講師も数多くいらっしゃいまして、授業の品質は折り紙つきです。
一般英語コースは6レベルに分けられており、平均10週間で1つ上のレベルに上がります。午前と午後で授業内容が異なるレベルのクラスで学べる点が特徴です。午前は文法やライティング、午後はリスニングやスピーキングが中心になりますので、午前中のクラスだけ少しレベルを上げることも可能です。
また、発音矯正クラスを無料で提供しており、日本人の生徒に大変人気のプログラムとなっております。
試験対策はケンブリッジ検定とIELTS検定がありますが、日本人にはIELTSコースが人気となっております。
特徴③アクティビティも豊富
ゴルフ、テニス、サッカーなどのアクティビティが毎週開催されており、和気あいあいとした雰囲気で英語を学ぶことができます。ダイビングも大変人気です。
また、学校から徒歩10分の場所にあるジムを無料で利用することができます。
アクティビティはパーティーなどもあるため、運動が苦手な方でも楽しめます。
3位 Lexis English(レクシス・イングリッシュ・シティ校
人気の理由:パースシティ中心部の新しいキャンパス
授業料:$365/週~
日本人比率:15%
オーストラリア国内に7校を持つLexis Englishのパース2校目となる学校です。2023年2月にオープンしましたが、パース・スカロボー校よりも規模が大きくなる見込みです。「都会の生活を楽しみつつもオーストラリアの自然を満喫したい人」におすすめです。
基本的な特徴についてはスカボロー校と同様であり、同水準の教育及びサポートを受けることができます。
4位 Navitas English(ナビタス・イングリッシュ)
人気の理由:進学に強い
授業料:$436/週~
日本人比率:10%
ナビタスは大規模校のため、オーストラリアだけでシドニー、マンリー、ブリスベン、ダーウィン、そしてパースにキャンパスを保有しています。長期で留学される方に対しては、オーストラリアの各都市で勉強してもらいたいという思いも込めて、片道航空券を学校がサポートしてくれます。
特徴①大学の提携先が豊富
オーストラリアにはパスウェイという制度があり、語学学校から提携先の専門学校・大学に進学する際に英語の試験が免除されます。
Navitasは進学に力を入れている学校のため、提携先の大学の数が他校に比べて多いです。また、カレッジをグループ内にも多く保有しています。
パスウェイを使う際には、入学前に英語の試験を受けて、何週間通えば試験なしで進学できますという通知をもらうことができます。
そこで通知された週数、語学学校に通えば基本的には進学できるのですが、中には思ったよりも英語が早く上達する場合もあります。そんなときは、Navitasグループのカレッジに進学する場合、未受講の授業料分の費用を進学先の費用に充てる事ができます。
特徴②徹底したイングリッシュ・オンリー・ポリシー(EOP)
構内では英語しか話してはいけないルールとなっており、母国語を話す生徒は皆無です。進学目的の生徒が多い学校なので不真面目な生徒は少ないのですが、EOPを徹底することで英語の勉強に集中できる環境を作っております。
特徴③独自のオンライン教材
独自のオンライン学習システムを保有しており、自分のペースに合わせて課題をこなしたり、授業の復習をすることができます。しっかりと英語を学びたい方におすすめできる学校となっております。
5位 Language Links(ランゲージ・リンクス)
人気の理由:週3日コースあり
授業料:$320/週~
日本人比率:5%
特徴①週3日コースがある
週3日コース、週5コース、夜間コースがあり、自分のペースに合わせて柔軟に学校に通うこともできます。補講も充実しており、勉強したい人は長時間授業を受けることも可能になっています。
授業料も安い学校なので、費用を抑えて滞在しながら仕事もしっかりして稼ぎたいという人には最適な語学学校です。
特徴②アットホーム
全校生徒160名の小規模でアットホームな語学学校です。学校周辺にはカフェも多いので、クラスメイトと交流を深めるのに最適です。また、日本人比率が低く国際色豊かな点も人気です。
6位 Phoenix English(フェニックス・イングリッシュ)
人気の理由:広々として緑に囲まれた美しいキャンパス
授業料:$395/週~
日本人比率:10%
特徴①選択授業もあります
フェニックスアカデミーはパースの中心部に位置し、豊かな緑に囲まれた校舎が特徴です。多種多様なプログラムが用意されており、一般英語コースでは週に1回午後に選択授業があります。さまざまな目的の学生におすすめできる学校で、教師は各学生に注意を払い的確なアドバイスを行っています。
特徴②コミュニケーションに重きをおいたプログラム
一般英語コースでは基礎英語力とその先の実践英語を身につけることを目的とし、コミュニケーション能力の向上を中心にクラスを進めています。レベルは全9レベルから構成されており、1クラスの平均は12人程度で、講師は生徒一人ひとりの学習状況をしっかりと把握してそれぞれの生徒に合わせて接してくれます。
7位 PICE(パース・インターナショナル・カレッジ)
人気の理由:TOEICが学べる
授業料:$340/週~
日本人比率:12%
特徴①TOEICが学べる
オーストラリアはケンブリッジ検定とIELTSが中心なので、実はTOEICが学べる語学学校は多くはありません。PICEはTOEICの公式試験会場にも選ばれており、TOEICをオーストラリアで学びたい人には打って付けの学校です。
特徴②講師全員が英語教師資格保有
講師全員がTESOLという英語教師資格を保有しています。単にベテランというだけでなく、しっかり資格も保有しているので授業の質には安心感があります。
クラスの人数も平均12名程度と比較的少人数なので、生徒1人1人をしっかりとサポートしてくれます。
8位 Kingston(キングストン)
人気の理由:授業料が安い
授業料:$260/週~
日本人比率:2%
特徴①とにかく安い
パースで一番授業料が安い語学学校です。とにかく費用を抑えたい方はぜひご検討ください。
格安校についてはデメリットもございます。Kingstonでは南米やアジア出身の生徒が多くヨーロッパ系はほとんどおりませんので、国籍比率を気にされる方にはおすすめできない語学学校です。
また、アクティビティはあまり開催されておりません。
特徴②会話特化のコースがある
Kingstonでは一般英語とIELTSコースに加えて、「Express English」という発音矯正や会話に特化したコースを開講しています。
とにかく英語コミュニケーション力を上げたいという方におすすめのコースです。
パース語学学校人気ランキング ベスト5 TAFE・大学付属語学学校編
1位 カーティン大学付属集中英語コース
人気の理由:便利な立地
授業料:$395/週~
日本人比率:10%
特徴①パース市内から車で10分程度の立地
大学付属語学学校の傾向として、多くの場合キャンパスが郊外にございます。広大なキャンパスを確保するには仕方ない側面もありますがやはり不便ではあります。
しかし、このカーティン大学付属語学学校はパースから車で10分程度と大変便利な場所にメインキャンパスがあり、語学学校もそのキャンパス内にあります。
特徴②進学英語以外も開講
大学付属語学学校は基本的にはその大学に進学する人向けということもあり、進学英語しか開講していない場合も多くあります。
ただ、カーティン大学付属語学学校は進学英語に加え、一般英語、ケンブリッジ検定試験対策、英語教師資格コースを開講しています。単位認定留学など、必ずしもカーティン大学に進学する目的でない方にもおすすめできる語学学校です。
また、これも大学付属語学学校にしては珍しく、無料の発音矯正クラスをオプションで受けることができます。
2位 エディスコーワン大学付属語学学校
人気の理由:留学生が多い
授業料:$410/週~
日本人比率:10%
特徴①学生の5人に1人が留学生の大学
オーストラリアの大学の留学生比率は大学によっても様々ですが、このエディスコーワン大学は留学生比率がなんと20%に達しています。
留学生に対するサポートが充実していますので、付属の語学学校でも学びやすい環境が用意されています。
特徴②英語と同時に教養課程を学べる
大学付属語学学校から大学に進学する際には、通常英語力を高めてから大学のファウンデーションコースに入学して大学進学することになります。
しかし、エディスコーワン大学付属語学学校からエディスコーワン大学する場合に限り、英語を学びながら大学の教養課程の単位を同時に取得することができます。
これによって、卒業までの期間を1年程度早めることができますので、大きな費用削減にもつながります。
3位 西オーストラリア大学付属語学学校
人気の理由:大学寮に泊まれる
授業料:$370/週~
日本人比率:10%
特徴①大学寮でオーストラリア人の学生と交流できる
西オーストラリア大学付属語学学校は40週以上通学する学生に限り、大学の寮を利用することができます。大学の寮に住むと現地のオーストラリア人学生とも交流することができ、かげがえのない経験になります。
特徴②オプションクラスが豊富
通常授業は週20時間ですが、最大で週5時間オプションクラスを受講することができます。オプションクラスではビジネス英語、IELTS対策、TOEIC対策など様々なコースを選択することができますので、苦手分野を克服しましょう。
4位 ノース・メトロポリタン・テイフ(TAFE付属語学学校)
人気の理由:TAFEの施設が使える
授業料:$300/週~
日本人比率:10%
オーストラリア最大級のTAFEの付属語学学校です。キャンパスは20近くありますが、付属語学学校はパースにのみあります。コースは最短5週間から受講することができます。
5位 TAFEウェスタンオーストラリア付属集中英語コース
授業料:$300/週~
日本人比率:10%
市内にあり便利な立地にあるTAFE付属語学学校です。コースの種類が豊富で、一般英語の他に進学英語・IELTSコース・ビジネス英語を学ぶことができます。
パースのランキング外の語学学校2校
まとめ
パースの語学学校12校をランキング形式で紹介してきましたが、気になる学校は見つかりましたでしょうか?学校の詳細や費用についてはぜひお問い合わせください。
また、パースに行くかどうかまだ迷っている方は、以下の記事をぜひご覧ください。