「世界一美しい街」とも言われる自然と近代が融合した街パースは、世界の住みたい街ランキングに5年連続トップ10入りするなど、非常に人気の都市。
日本人が少なく英語環境に身を置きやすいことや、最低賃金が高く勉強しながら稼げることから、留学先としてもおすすめの場所です。
今回は「留学したいけどどれくらいの費用がかかるの?」と不安に思っている方のため、1年間のパース留学費用についてご紹介します。パース留学をご検討中の方は是非参考にしてみてください。
1年間のパース留学費用合計額の目安
留学費用には渡航費・授業料・滞在費・生活費・保険などが含まれます。パースに1年間留学してかかる費用の合計はおよそ209~335万円です。
項目 | 金額 |
---|---|
語学学校授業料 | 77万円~100万円 |
滞在費 | 57万円~108万円 |
海外留学保険 | 17万円~25万円 |
航空券代 | 5万円~10万円 |
ビザ申請代金 | 4~5万円 |
健康診断費用 | 0~2万円 |
食費 | 24万円~36万円 |
交通費 | 12万円 |
交際費 | 12万円~36万円 |
合計 | 209万円~335万円 |
パース留学渡航前に払う費用
それでは、パース留学の渡航前に支払う費用の詳細をみていきましょう。
授業料は77~100万円
質の高い語学学校: 100万円
パースの語学学校はコースの種類が豊富で、授業料は学校及び選択するコースによって異なります。“ケンブリッジ英検準備コース”などの本格的なコースは授業料も上がりますし、アクティビティメインであれば授業料も安くなります。
他の都市に比べ、学校ごとの差があまりないのが特徴です。目安として安めの語学学校と高めの語学学校の費用について比較しましたので、参考にしてみてください。
安めの語学学校は月6.5~7万円
比較的費用が安い語学学校の授業料は、月6.5~7万円ほどが目安です。
ガッツリ英語学習に集中するというよりも、学生ビザを取るためであったり、サーフィンなども同時に学ぶような目的の人が選択することが多いようです。英語学習だけでなく、現地ならではのスポーツや文化も学びたいという人にはおすすめです。
高めの語学学校は月8万円
高めの語学学校の授業料はおよそ月8万円です。
ケンブリッジ英検準備コースや進学コースなどの先の目的に向けしっかり勉強するコースを選択した場合はこれくらいの料金になる学校も少なくありません。「しっかり勉強したい」「明確な目的を持って留学している」という人は、このような集中学習コースを選択するといいでしょう。
入学金は15,000円~20,000円の学校がほとんどです。また、教科書の代金は使う教材によって異なりますが、一冊1,500円ほどとなります。
滞在費は57~108万円
次に滞在費にかかる費用についてです。自分の希望する生活スタイルや予算に応じて選択するといいでしょう。
ホームステイは月8~9万円
留学時の滞在方法として人気の高いホームステイは、月80,000円~90,000円ほどの費用がかかります。家事が苦手な人、一人で生活するのが不安な人にとっては安心できる滞在方法であると言えるでしょう。
一方で、門限やホスト先でのハウスルールがあることもあり、他の滞在方法に比べて自由度は低くなります。一人ではなく現地の家族がそばにいる安心感があるため、海外経験が少ない人や、家事が苦手な人に人気の高い滞在方法です。
シェアハウスは月5万円弱
オーストラリアの中でも物価は安くはないパースですが、家賃に関しては大都市よりも安いです。家の立地や居住人数で金額は変わってきますが、家賃は月47,500円ほどが目安となります。
ある程度の生活能力があり、費用を抑えたいという人、また、自分のペースで生活をしたいという人にはおすすめの滞在方法といえるでしょう。
学生寮は月6~9万円
学生寮の費用は一人部屋か相部屋かでも変わってきますが、およそ月60,000~90,000円ほどです。パースには語学学校が提供している学生寮以外に、2019年にはパースの大学・専門学校・語学学校などの教育機関に在籍する学生であれば誰でも入居できる大型学生寮もオープンしました。
学校の異なる留学生と交流するチャンスですし、ひとつ屋根の下で一緒に暮らすため、学校以外でも常に英会話の練習になるのは大きなメリットとなるでしょう。一方で、学生が多いと人が集まったりパーティーが行われたりするため、静かに過ごしたいという人にとっては少し苦痛に感じることもあるかもしれません。
海外留学保険は17~25万円
長期の滞在となる海外留学では、滞在中に現地で病気や事故にあった場合に備えて海外留学保険への加入が必要となります。留学の日数や補償内容、滞在先によって保険金額は異なりますが、1年間のオーストラリア留学ではおよそ17万円~25万円が目安となります。
OSHC
オーストラリアに学生ビザで留学する際には、オーストラリアが定めた保険会社の健康保険に入らなければなりません。OSHCと呼ばれるこの留学生健康保険の費用は、1か月あたり約4,000円(50オーストラリアドル)です。
航空券代は5万円~10万円
日本からパースへの航空券は50,000円~100,000円ほどです。LCCのフライトを利用したり、ハイシーズンの渡航を避けることで航空券代金を抑えることができるでしょう。
パスポート代金は1~2万円
パスポートを取得するための代金は、12歳以上であれば5年有効で11,000円、20歳以上であれば10年有効で16,000円です。
ビザ申請代金は4~5万円
学生ビザの取得の費用は約5万円($625)です。このビザには就学期間の制限がない他、学校に通っている期間に加えて1、2か月の滞在が可能です。
なお、オーストラリアの学生ビザを取得していると、一部の制限はつくもののオーストラリアでのアルバイトが可能になります。また、3か月未満の滞在の場合は学生ビザを申請できず、ETASという観光ビザを取得することになります。
ワーキングホリデービザは約4万円(0)で取得できますが、学校には17週間までしか通えません。
健康診断費用は1~2万円
健康診断は必須ではありませんが、学校によっては入学の際に書類の提出を求められる場合もありますので、受けておくと安心でしょう。健康診断の費用は10,000円~20,000円が目安となります。
健康診断のメニューがある病院であればどこで受けても問題ありません。
留学エージェントのサポート費用 は0円
【ラララオーストラリア】は学校側からの広告費で運用しているため、お客様からサポート費用は一切頂いておりません。
留学経験者の方からエージェントの費用やサポート体制について不満の声が聞かれることも多いなかで、ラララオーストラリアでは無料で有料以上のサポートを心がけています。
他社や自己手配でかかるビザ代行費もかかりません。異国の地に旅立たれるお客様に少しでも不安をなくしてご出発して頂けるよう、出発前はもちろん現地到着後のサポートも徹底しております。
パース留学中に払う費用
最後に、パース留学中にかかる費用を項目ごとにみていきましょう。
食費:24万円~36万円
交通費:12万円
交際費:12万円~36万円
食費は24万円~36万円
物価が高いオーストラリアのなかでも、パースは特に外食費が高くつきますので、自炊を取り入れて賢く生活する必要がありそうです。毎日自炊した場合で、毎月の食費は20,000円~30,000円が目安となります。
交通費は12万円
パース市内は「パースCAT」と呼ばれる無料バスが走っているため、バスを上手く使えば交通費は抑えることができます。電車を利用しても月10,000円弱で抑えることができるでしょう。
また、無料バスの範囲内にある語学学校に行けば交通費は0円にすることも可能です。
交際費は12万円~36万円万円
交際費はその人の生活スタイルや優先順位によって様々でしょう。予算や経済的余裕によって異なるでしょうが、目安として月10,000円~30,000円ほどであれば無理なく生活できると言えるでしょう。
パース留学中に稼げる金額
現地の仕事事情
パースでは鉱山労働者が多く郊外に働きに出てしまうため、都心部では人手不足に陥っています。そのため、多少英語力が低い人でもオフィスワークにつける可能性があるのがパースの特徴です。
時給目安
オーストラリアでバイトをする場合の最低時給は23.66オーストラリアドル。なんと、日本円にして1,800円ほどにもなります。
1年間の給料
学生ビザだと173万円
学生ビザで許可されている労働時間は週に20時間ですので、もしも毎週20時間働いた場合には、1か月あたり14万円ほども稼げる計算になります。これが1年分になると、173万円ほどです。
ワーキングホリデービザだと300万円
学生ビザと違い、ワーキングホリデービザには期間あたりの就労時間制限がありませんので、稼ごうと思う分だけ稼ぐことができます。毎週平日に8時間労働を行い、1か月あたり40時間働くとしたら、1年間の給料は300万円を超えることになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。パースは授業料、学費ともに抑えて留学できるため、費用を抑えて留学したい方にはぴったりの街です。
パース留学について疑問がある方は無料エージェントのラララオーストラリアにぜひご相談ください。