観光ビザ | ワーキングホリデービザ | 学生ビザ | |
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滞在期間 | 3か月 | 1年間 | 通学期間に順ずる |
通学期間 | 3か月 | 17週間 | 3か月以上 |
就労許可 | ✕ | フルタイムで就労可能 | 2週で48時間まで |
申請費用 | $20 | $650 | $1,600 |
条件 | 特になし | 18歳~30歳、貯金$6,000以上 | 学校からの入学許可書 |
オーストラリアビザとは、移民局が発行する入国許可書になります。留学目的や滞在期間によって取得するビザが異なるので、自分がどのビザを取得する必要があるのか確認しておきましょう。
観光ビザ
一般的にオーストラリア観光ビザはETAS(イータス)と呼ばれる電子ビザになります。オーストラリア移民局の観光ビザの規定によると、学校に通うことができますが、3ヶ月以上の滞在、就労は出来ませんので、短期留学をされる方は観光ビザが適当と思われます。
申請方法
- インターネット
- 旅行代理店
- ビザ代行会社
ワーキングホリデー
オーストラリアワーキングホリデービザとは18歳から30歳までの人に限り取得できるビザで、オーストラリアで12ヶ月間の休暇また、旅行や生活費のための資金を補うために仕事をすることのできる制度です。
4ヵ月(17週間)までであれば学校に通うことも可能なので、語学学習と海外で仕事がしたい方に適しています。
また、ワーキングホリデービザでは最大で3年間滞在する事が可能です。(オーストラリアが認定する国内の農場等での季節労働を指定の期間行う必要があります。)
申請方法
- インターネット
- ビザ代行会社
- 留学エージェント
学生ビザ
オーストラリア学生ビザは、オーストラリアの教育機関(語学学校、TAFE、専門学校、大学等)へ3ヶ月以上の留学を目的とした場合のビザです。通常3ヶ月以上ですが、学校によっては3ヶ月以内でも取得できるものもあります。
オーストラリア学生ビザは政府認定校で規定時間以上受講することが条件とされ、2週間で40時間までの就労が認められています。長期間学校に通ってしっかりと英語力を身に付けたいという方や、オーストラリアで進学をしたい方に適したビザです。
申請方法
- インターネット
- ビザ代行会社
- 留学エージェント
健康診断や残高証明書について
健康診断を受ける必要があるのか?
ワーキングホリデービザや学生ビザは現在原則として健康診断が不要になっていますが、申請後に健康診断が必要になる場合があります。
オーストラリアが指定した日本の病院で検査を受ける事ができ、検査料はビザの手続き代には含まれず実費となります。
残高証明書はいくら必要?
観光ビザの場合は残高証明書は原則必要ございません。
ワーキングホリデービザの場合、残高証明書が求められており目安金額は$6,000とされております。
学生ビザの場合、移民局から指示があった場合には残高証明書を提出する必要があり、目安金額は1年間で2万ドルです。
オーストラリア留学する際のビザの選び方
滞在期間や通学期間で選ぶ
オーストラリア留学で長期滞在をしたいのか、夏休み等の短期滞在をしたいのか検討してみましょう。3か月未満の滞在であれば観光ビザの取得だけになりますので費用を抑える事ができます。
ワーキングホリデーでは1年間の滞在が可能ですが、17週間までしか学校に通う事ができません。英語力を伸ばす為に長期期間学校に通いたい場合は学生ビザの取得が必要となります。
オーストラリアで働きたいかで選ぶ
オーストラリアでは滞在期間中に生活費を稼ぐ為に、アルバイトをする事が可能となっております。
しかし、観光ビザでのアルバイトは認めらていない為、ワーキングホリデービザ、もしくは学生ビザの取得が必要となります。ワーキングホリデービザではフルタイム、学生ビザで2週間で40時間未満と規定もあります。
英語力を伸ばす事を目的とするのか、海外での仕事や生活を重要視するかでビザの種類を選ぶのも良いでしょう。
オーストラリア留学からオーストラリアへの移住を検討されている方へ
長期滞在を検討されている場合は、ワーキングホリデーで3年間滞在した後に専門学校やカレッジ、大学を卒業後卒業生ビザを取得し現地就職、永住権の取得を目指す方法がございます。
また、パートナーが市民権を持っている場合はパートナービザを申請して永住権の取得を目指す人もいます。