オーストラリアのホームステイ料金は、主に「手配料」、「滞在費」、「空港送迎費」の3種類が掛かります。
手配料の平均は、およそ300ドル~350ドル、滞在費の平均は、およそ320ドル~365ドル/週です(空港送迎費は、どちらの空港に到着するかによって 異なります)。
この、オーストラリアのホームステイ料金には、都市や手配側によって若干の違いがありあります。ここでは一例を挙げながら、それらの違いを ご紹介します。
各都市のホームステイ費用の比較
オーストラリアのどの都市に滞在するかによって、ホームステイ料金は若干の違いがあります。ここでは、オーストラリアの主要都市でホームステイ料金にどのような差があるのか、1か月あたりの場合の料金を一例としてご紹介します。
各都市の1か月ホームステイ料金比較
都市 | 1か月のホームステイ金額 |
---|---|
シドニー | 1,460ドル/月(約13万円) |
メルボルン | 1,460ドル/月(約13万円) |
ブリスベン | 1,280ドル/月(約11.5万円) |
ゴールドコースト | 1,320ドル/月(約12万円) |
ケアンズ | 1,260ドル/月(約11万円) |
パース | 1,280ドル/月(約11.5万円) |
上記の料金以外にかかるその他の初期費用
●ホームステイ手配料金:300ドル~350ドル
●空港出迎え料金(任意):150ドル~200ドル
年々上がるホームステイ費用、費用を抑える方法は?
2018年頃は週250ドルが相場でしたが、現在は週350ドル程度まで値上がりしております。オーストラリアの物価は年々上がっているため、今後も値上がりが予想されます。一方、学生寮やシェアハウスは食費も考慮するとホームステイより高いことも多く、ホームステイは費用を抑えられる滞在方法ではあります。
ホームステイ費用の高騰に悩まされている方は、下記の方法での滞在費削減をご検討ください。
①物価が安い都市を選ぶ
ホームステイ費用は物価に左右されます。オーストラリアであればシドニー/メルボルンが一番高いですが、ケアンズであれば15%ほど安くなります。都市については好みもあると思いますが、希望に合う都市でなるべく物価の低いところを選びましょう。
②食事を減らす
ホームステイには食事が含まれていることが多いですが、食事の回数を選べる場合もございます。3食/日と食事なしのプランでは30%ほど費用が異なりますので、初期費用を抑えたい場合は食事なしプランを選択しましょう。食費についてはオーストラリアで稼ぐということも可能です。
オーストラリアのホームステイ料金に関して、よくある質問
オーストラリアのホームステイ料金についてよくご質問頂く事項をご案内いたします。日本では当たり前だったことが、オーストラリアでは文化の違いなどにより異なることがあります。
渡航のどれくらい前に手配すればよいですか?
ホームステイは人気であり、空きが少なくなってしまうこともございます。渡航の2か月以上前には手配を完了させることをおすすめしております。
インターネット利用料は料金に含まれていますか?
オーストラリアのホームステイ先ではインターネットが利用できない家庭もあります。または、インターネットを使用した分だけ料金が発生するシステムを取り入れており、利用に制限を掛けている家庭もあります。
留学生がホームステイ先でインターネットを使用する場合は、1週間あたり10ドル~20ドルの費用を請求している家庭もありますので、オーストラリアのホームステイ先でインターネットを使用する際は、到着後にホストファミリーに利用可能か超課金がかかるかどうかを必ずご確認ください。
オーストラリアのホームステイ料金には、食費も含まれていますか?
はい。基本的に、オーストラリアでは平日は朝・夕の2食、週末(土日)は朝・昼・夕の3食です。しかし、手配によって食事が含まれていなかったり朝食のみの場合もございますので、事前にご確認ください。
オーストラリアのホームステイ料金に、学校までの交通費は含まれていますか?
いいえ、交通費は含まれていません。通学の際のバス料金や電車料金は、自己負担となります。学校までの行き方や、どれくらいの料金が掛かるかは、ホームステイファミリーに確認しましょう。
ホームステイ先でお皿を割ってしまいました…。弁償のためにホームステイ料金が割増しになるでしょうか?
基本的にホームステイ料金から追加請求されるかどうかはホームステイご家族次第となります。お皿1枚くらいなら、ホームステイファミリーも寛大な心で許してくれるかもしれません。
しかし、ご自身の過失によって、ホームステイ先のお宅に重大な損害を与えてしまった場合、ファミリーから個人的に弁償金を請求 される可能性があります。そんな時のために、損害補償のある“海外保険”に事前に加入されておくことをお勧めします。
ホームステイ先の食事が、いつもシリアルや冷凍食品等で簡素な物ばかり。食費分を返金して貰えないでしょうか?
基本的に、一度入金を終え、ホームステイ先に入居した後では、管理会社や学校側の規定によって返金できません。オーストラリアの一般家庭の食事は、日本に比べると質素で簡易的です。家庭によっても食習慣は異なりますので、この機会に文化の違いを楽しむくらいの余裕を持ちましょう。
他にもオーストラリアと日本での違いで驚くことも多いですが、考え方の違いなど可能な限り事前に把握し、楽しいオーストラリア滞在にしてください。