オーストラリアに留学中、ワーキングホリデー中に語学学校以外に何かしてみたいという方って多いんです。その一つに、幼稚園ボランティアがあります。幼稚園ボランティアは実際どのようなことをしているのか少しご紹介します。
どんなところでするの?
オーストラリアでは、日本でいう未就園児が通うスクールは大まかに2種類あります。
日本でいう保育園にあたるチャイルドケアと幼稚園にあたるプリスクールです。(日本と照らし合わせるのが難しいですが、こんな感じです。)
一般的にいう「幼稚園ボランティア」は、0歳~5歳までを預かるチャイルドケアセンターで行われる事が多いです。
資格が無くてもボランティアはできる?
保育士資格がなくても幼稚園ボランティアは参加可能です。 ボランティアなので無給です。 チャイルドケアセンターには、資格保有者が担任の先生となり、子どもの年齢と人数によって、ひとクラスに振り分けられる先生の最低人数が決められています。
ボランティアをする人はこの人数には数えられません。 幼稚園ボランティアスタッフは、主に担任の先生の補助です。 たとえば、
・子ども達のトイレの時間にトイレへの誘導をする
・食事の準備の手伝いをする
・読み聞かせをする(英語力がある場合)
・フリープレイタイムに子どもを監視する、また遊び相手になる
・帰る準備の手伝いをする
等があります。 英語力が高ければ、読み聞かせをしたり、歌を教えたり、ということもあります。 また、保護者がお迎えに来る際に一日の子供の様子を伝える事も任されます。
幼稚園ボランティアのメリットは?
①英語力アップが期待できる?!
英語圏でネイティブスピーカーの親元で育っている2歳半以上の子どもは、結構お喋り上手です。(個人差はあります) とは言っても、難しい英語は話しませんので、良いお喋り相手になります。
また、子ども達から学べる言い回しは、とても多いのです。 なぜなら、子ども達の一日を垣間見る事ができるので、一日の生活の中で必要な言い回しを先生や子供たちから自然なシチュエーションで聞くことができます!
たとえば、
・Can you read this book? などのように、Can youから始まるお願いする場面で使う英文
・Can I use this? などのように、Can Iから始まる許可を求める場面で使う英文
さらに、I want to play LEGO. などのように、 何かをしたい時、何かを必要である時の英文は、一日の中で多く出てきます。
語学学校で学ぶ文章も積極的に使っていかないと、 どのようなシチュエーションで使ったらいいか、どのような受け答えを自然にしたら良いかが身に付きません。
幼稚園ボランティアには、日常生活で使う英文や語学学校で習った英文をアウトプットする良い機会になるという大きなメリットがありますので、このような機会を利用されると良いかと思います!
②国際色豊かな就学環境を見る事ができる!!
オーストラリアは移民が多いということもあり、子どもたちのバックグラウンドは様々です。 他の国からきている子どもや、英語以外の言葉を話す子どもは珍しくありません。 小さい頃からどのように世界のことを学ぶか、興味深いです。