移民局の審査においてのプラス点とマイナス点について
1. 勉強する以外でのオーストラリアへの滞在を目的としていないかをチェックされます!
プラス点
帰国した際に既に就職が決まっている。(その証明を必要とする(合格通知など)場合がある。)
帰国と同時にビジネスを始める予定。(申請者はそのビジネスプランを証明しなければならない場合がある)
マイナス点
申請者の家族・親戚がオーストラリアに居住している。
年齢の若い家族が揃ってオーストラリアへ渡航する。(移民局は、家族の永住を疑います。)
2. オーストラリアでの学業を目的とした滞在をチェックされます!
プラス点
自身が受講する予定のコースと、そのコースを受講する理由・目的を詳しく説明できている
これから受講するコースが過去の学歴と関連しているかどうかの説明ができている
受講するコースがどのように将来に役立つのか?(日本でできる勉強の場合、オーストラリアの教育とどう違うのか)
マイナス点
過去の学歴との間に長いギャップがある
過去に退学をしている又は成績が一定の基準に達していない
受講するコースが過去の学歴や職歴・職種などに全く関連していない場合
3. 通う予定の学校のリサーチを十分にしているかのチェックをされます!
プラス点
通う学校についてどれくらいのリサーチをしたかを説明できる。(できるだけ詳しく説明できているか)
通う学校の正式名称とそれが提供しているコースについて説明できている。
学校の住所を提示できる。
アサイメント(課題)などについて認識がある。
なぜ母国でなく、オーストラリアでの学業を選択したのかを説明できている。
マイナス点
通う学校で勉強をして、何が得られるかというのを説明できない場合
学校の名前を知らない場合
いくつかの学校に入学希望を出している場合
4. 学生(申請者)が正当なバックグラウンドを持っているかをチェックされます!
プラス点
オーストラリアで受講するコースが日本で受講可能なコースと対照的にどのように就職に役立つのかを説明できる。
申請者は、オーストラリアで取得した知識・学位を自国で活用するということを説明できる。
申請者が家族や職に関して自国に帰国せざる負えない理由を述べることができる)
コースに関連したキャリアへのステップを追求する意思がある
類似のコースを自国で受講している
マイナス点
家族の自営業をサポートしているなどを述べている(“家族と働いていた”などの職歴は、基本的には認められない。ただし正当な理由がある場合や、給料明細・契約書など公的な証明ができるとよい)
6ヵ月以上の無職が続いた場合・その間に何をやっていたかなどの説明ができない場合は落とされる可能性は大きい
勉学や仕事に説明不可能な1年以上のギャップがあること
卒業した後に自国に戻った際の将来プランを述べることができない場合
質問とそれに対するプラスな返答
申請者のバックグラウンドに関する質問
Q1:通う学校ををどのようにして見つけたか。⇒ (例) ウェブサイトや親戚・家族が通っていたなど
A1:どのようにして上記の学校を見つけたのか、という説明ができればよい。
Q2:通う学校のパンフレットやウェブサイトはチェックしたか?どのコースを受けるのか?そのコースを選択した理由も述べる。
A2:学校の資料をみたことがあるということをを証明をする。
⇒ パンフレットや、ウェブサイトのコース関連ページを参考にしている。
Q3:申請者または申請者の家族でビザを拒否されたことがあるか。どの国で?いつ?どのような理由で?(拒否通知レターを添付)
A3:拒否された理由を確認する。(GTE(学生ビザの純粋性を問う審査)が原因で拒否された場合は、申請書も拒否される)
⇒ 過去にビザが拒否された履歴があると、学校側は申請を認めない場合がある。
Q4:最後の修学からどのくらい経っているか?もし学歴にギャップがある場合は、その間何を行ったかの説明。
A4:そのギャップに正当な理由がある場合は、その説明。
⇒ (例) アルバイトや仕事をしていたけれど、キャリアアップのために勉強する必要性があると思った 等
1年以上の学歴のギャップは正当な理由がない場合あまり好印象ではない。
Q5:被扶養者はいるか?
A5:もし「はい」の場合は、学生ビザおよびGTE審査でネガティブ評価になる。
子供を育てるために渡航をする等の理由だとオーストラリアに残るつもりだと思われるのでその時点で申請をしないほうがいい。(ビザの拒否履歴に残ってしまう)
申請者の経済面に関する質問
Q1:オーストラリアで勉強するにあたって、どのぐらいの費用が必要か知っているか?
A1:申請者は、家族で渡航する際にどのくらいの生活費・学費等がかかるのかを知っている必要がある。(銀行の残高証明などの添付が必要になる場合がある)
申請者は、コース・滞在先にかかる費用、1週間当たりの生活費、滞在期間中に必要な生活費等の提示が必要になる場合がある。
Q2:滞在期間中に十分に必要な費用があるか。(家族がいる場合は家族を養う分も含めて)
⇒ 授業料、渡航費用、生活費等(移民局のウェブサイトを参考に)
A2:申請者は、自身または自身含む全ての家族が生活できる費用を所持していなければならない。生活費、授業料、旅行費含む。
Q3:コース受講にかかる授業料はどのくらいか?
A3:保険料含む全ての授業料等を認知していなければならない。
⇒ 入学許可証 Confirmation of Enrolment(COE)参照
Q4:オーストラリアに滞在中の費用は誰がサポートするのか?
⇒ 自身・両親・配偶者・銀行ローン
A4: 費用等のサポートをしてもらう場合は、その相手との関係性を説明する必要がある。
両親または血縁者以外からのサポートの場合は、資金源の詳細と関係性についての詳細を提示する必要がある。
Q5:自身・両親または配偶者の収入証明の提示が必要か?銀行ローンの場合は、銀行融資からの承認証の提示が必要か?
⇒ 詳細は移民局ウェブサイト参照
A5:申請者はこれについて必ず詳細の提示をする。移民局は、提出された書類等の真贋の確認をする。
Q6:各学校の返金ポリシーについて確認・認知しているか。
A6:申請者は上記について認知している必要がある。
Q7:フルタイムの学生の場合、労働時間制限があることを知っているか。
A7:申請者(学生)は、毎2週間48時間以内の労働が可能(移民法は都度変更になる可能性があります)
GTE審査でよく見られる回答例とその改善点
1. 感情的な理由
⇒ オーストラリアが大好き、ビーチが好き等の理由は裏付けがなく淡泊なので、好印象ではない
改善点
学歴や職歴などについてのバックグラウンドについて詳しく説明する
海外での勉強がどのように将来に役立つかというのを、自身のバックグラウンドと関連付けて説明すると尚よい(?)
2. 裏付けの理由がない
改善点
できるだけサポート資料などを添付する
⇒ 大学等の休学またはギャップイヤーがある場合:それを証明できる手紙・証明書
3. 内容がシンプルで率直
改善点
根拠があり、説得性のある理由を加える。自身が日本に帰国した際の仕事や将来について関連付けて述べる。サポート資料や証拠などがあると尚更良い。
4. 大学の休学
改善点
大学から発行された休学証明書や、大学に戻る日付などが証明できる資料などを添付する
5. 不十分な証拠・根拠
改善点
とにかく証言を裏付けることのできる資料をリサーチし、添付する!!!!
ラララオーストラリアならビザも無料で申請代行していますのでのサポートも万全です!詳しくはお問い合わせください。