フィリピン留学を組み合わせるメリットや、目的に合わせた組み合わせプランと費用をご案内します。
オーストラリアへの留学を考えているけれど英語に自信がないので、少しでも英語力を高めてからオーストラリアの生活をスタートさせたいという方や、オーストラリアの語学学校の期間や費用を抑えたいという方にとって、フィリピンとオーストラリアの2ヵ国留学がおすすめです。
目次
2ヵ国留学の4つのメリット!
フィリピンの物価は日本と比べてかなり安く、外食1食にかかる値段はなんと50円ほど! 新卒の初任給も2万円程度なので、単純に計算すると日本の10分の1のお金で生活ができてしまいます。 もちろん学校の授業料や滞在費も他の国に比べて、とても安く抑えることができます。
フィリピンの語学学校の授業は、ほとんどがマンツーマンレッスンになっています。 日本の英会話スクールや欧米圏の主要な留学先だとマンツーマンレッスンはとても費用がかかりますが、フィリピンでは毎日5時間以上マンツーマンレッスンを受けることができるので、初心者の方でも自分のペースに合わせてしっかりと基礎力を上げることができます。
オーストラリアのワーキングホリデービザの規定で語学学校には4ヵ月までしか通うことができません。 そのため語学力を身に付けてからアルバイトを始めようとすると、どうしても働ける期間が短くなってしまいます。そこで、フィリピン留学で事前に語学力を身に付け、オーストラリアの語学学校の期間を短くすることによって、オーストラリアですぐに仕事を始めることができます!
フィリピンは日本から飛行機で約5時間とかなり近く、航空券の費用も欧米圏に比べて安く抑えることができます。 また、ちょうど日本とオーストラリア間に位置しているため、フィリピンからオーストラリアへのアクセスもとても便利です。フィリピン、オーストラリアともに日本との時差もほとんどないので、2ヵ国留学プランに最適には最適です!
ラララの2ヵ国留学プランは組み合わせも自由自在!
ラララ・オーストラリアではフィリピンとオーストラリアそれぞれの学校や期間、ビザ、滞在方法など、ご希望に合わせてプランをご案内させていただくことができます。 目的に合わせたおすすめのプランをいくつかご紹介させていただきますので、是非参考にしてみてください。
ワーキングホリデーでもしっかり英語力をUPさせたい!
オーストラリアのワーキングホリデービザは学校に通う期間に制限があり、最大でも17週間(約4ヵ月)までしか学校に通うことができません。もちろん4ヵ月でもある程度は英語力を身に付けることはできますが、流暢な英語を話せるようになりたいという方や、現地で英語を使ったアルバイトをしてみたいという方にとっては、初心者の状態から勉強を始めて4ヵ月という期間は少し短い様に感じます。そこでワーキングホリデー前にフィリピン留学をすることによって、学校で勉強する期間を長くすることができ、ワーキングホリデーでも高い英語力を身に付けることが可能になります。
項目 | 期間 | 料金 |
---|---|---|
フィリピンの語学学校(授業料・学生寮・食費) | 3ヵ月 | 約70万円 |
オーストラリアの語学学校 | 3ヵ月 | 約36万円 |
オーストラリアのホームステイ | 1ヵ月 | 約15万円 |
合計金額 | – | 約121万円 |
ワーキングホリデー期間中はたくさんアルバイトがしたい!
ワーキングホリデービザはオーストラリアへの入国から1年間有効なビザなので、滞在期間にも限りがあります。せっかくオーストラリアに行くのだから、英語の勉強は入国前にある程度終わらせておき、オーストラリアではたくさんアルバイトがしたいという方も多いのではないでしょうか?そんな方はフィリピンの学校で勉強をして、オーストラリアはホームステイだけというプランもおすすめです。オーストラリアで学校に通うよりも予算も安く抑えられますし、オーストラリアのホームステイ先ではフィリピンで学んだ英語力を試すこともできます。オーストラリア入国後にすぐにアルバイトを見つけることができれば、ワーホリ生活中のお金もあまりかからないので、留学費用を安く抑えることができます。
項目 | 期間 | 料金 |
---|---|---|
フィリピンの語学学校(授業料・学生寮・食費) | 3ヵ月 | 約70万円 |
オーストラリアのホームステイ | 1ヵ月 | 約15万円 |
合計金額 | – | 約85万円 |
学生ビザでオーストラリアへ行く前に基礎力を身に付けたい!
オーストラリアで学生ビザの長期留学を考えているけれど、今はまったく英語が話せないので、まずはマンツーマン授業などで自分のペースに合わせながら基礎力を身に付けたいという方は、事前にフィリピン留学で勉強をしてからオーストラリアへ行くと、より英語力を高めることができます。もちろんまったく英語が話せなくてもオーストラリアで基礎から勉強をすることができますが、学生ビザの期間を長くするよりフィリピン留学を組み合わせた方が、マンツーマン授業を受けたり、費用を安くすることができるので、予算を抑えて長期間勉強をしたいという方におすすめです。
項目 | 期間 | 料金 |
---|---|---|
フィリピンの語学学校(授業料・学生寮・食費) | 2ヵ月 | 約45万円 |
オーストラリアの語学学校 | 10ヵ月 | 約120万円 |
オーストラリアのホームステイ | 1ヵ月 | 約15万円 |
合計金額 | – | 約180万円 |
フィリピンとオーストラリア留学それぞれの特徴
フィリピンとオーストラリアの2カ国留学を考えるにあたり、それぞれの国の特徴となるポイントを挙げていきます。国ごとの特徴を理解した上で、目的やスケジュール、英語レベルなどに合わせたプランを組み立てると良いでしょう。
フィリピン留学の特徴
まずはフィリピンから見ていきます。2カ国留学では、初めにフィリピンからスタートして、その後にオーストラリアへ移るケースがほとんどです。2カ国留学のスタート地点であるフィリピンの特徴を、ここでしっかり把握しておきましょう。
気候
日本とオーストラリアの中間に位置するフィリピンは、年間を通して比較的温暖な気候の国です。中でも、日本人留学生に人気のセブ島は、1年間の平均気温が27度と、半袖でも快適に過ごせる暖かさです。日本のような四季ではなく、雨季と乾季の2つに分かれていて、雨季は急な大雨(スコール)が毎日数回降るような天気になります。
また、フィリピンは台風も多く、とくに9月や10月は台風シーズンです。ただし台風は首都マニラのあるルソン島近辺を通ることが多く、セブ島への影響はそこまで気にすることはありません。
治安
フィリピンに対して、日本よりも危ないというイメージを持つ方は少なくないでしょう。実際に、夜の繁華街などで犯罪の被害に遭った日本人もいるため、治安面での注意は必要です。
とはいえ、犯罪の危険があるのはどこの国も同じです。行ってはいけない場所や、外出を控えるべき時間帯というのは必ずあるので、それを守って慎重に行動していれば、そこまで心配する必要はありません。
フィリピンでは、日が落ちてから繁華街やダンスクラブなどに出かけるのは控えたほうが無難です。また、ダウンタウンや市場なども、夜に外国人である日本人が出かけるのは危険でしょう。日中の外出についても、不必要に高価なものは持ち歩かないようにしたり、服装も目立たない質素なものを心がけるといった工夫をするのがおすすめです。
物価
嬉しいことに、フィリピンの物価は日本の半分以下です。フィリピンの通貨はペソといい、2019年4月現在で1ペソ=2.1円程度です。実際に具体的な品目を見てみると、ミネラルウォーターが20ペソ(約42円)、一般的なレストランが50ペソ(約105円)、高級レストランでも500ペソ(約1,050円)と、物価の安さがわかります。留学は費用がかかるものですが、フィリピンの物価の安さは、費用を抑えるのにとても助かりますね。
生活環境
まず前提として、日本は非常に生活インフラが整った国だと理解しておくことが大切です。フィリピンは経済発展がめざましい国であるものの、電気や水道などのインフラはまだまだ整備されていないところもあります。
トイレの水を自分で汲んで流したり、停電が起こったりと、日本ではなかなか経験しないことも少なくありません。といっても、日常の生活に支障のあるレベルではないので、留学に際してはとくに気にする必要はないでしょう。
学校生活
フィリピン留学の大きな特徴の1つに、学校の授業スタイルがあります。フィリピンの語学学校では、ほとんどの場合、先生と生徒がマンツーマンでレッスンを行います。この点は、オーストラリアにはないフィリピンならではの特徴といえます。
マンツーマンですので、自分のレベルに合った、最適なペースで学習を進めることが可能です。英語初級者は、人前で英語を使うことに抵抗があることが多いですが、マンツーマンであれば周囲を気にせずに話すことができ、スピーディーな上達が期待できます。
留学生の国籍
授業の基本はマンツーマンとはいえ、数名程度の少人数で行うグループレッスンも存在し、クラスメイトとの交流もあります。ではクラスメイトはどんな国の出身者が多いかというと、大半がアジアの国々の人びとです。
フィリピン留学が一般的になってきているため、日本からの留学生も多く、他には韓国、中国から来る学生が多くなっています。日本人が多いとどうしても日本語を使ってしまいがちなので注意が必要ですが、積極的に他国からの留学生と交流したり、日本人同士でも英語で話すルールにしたりすることで、しっかり英語を使う生活にしていくことが大切です。
英語訛り
フィリピンは英語ネイティブではないものの、国の公用語の1つが英語のため、英語は広く普及しています。一般的なフィリピン人の英語には多少の訛りはありますが、語学学校の先生ともなれば、ネイティブに近い英語を身につけている人ばかりなので、気にする必要はないでしょう。
オーストラリア留学の特徴
続いて、オーストラリア留学の特徴をピックアップしていきます。
気候
南半球にあるオーストラリアは、日本と季節が逆になります。7~8月は冬で、12月が夏になります。フィリピンと比べると多少の波はあるものの、基本的には半袖や薄手の上着で過ごせる気候です。
フィリピンとの2カ国留学の場合、オーストラリアの滞在期間を長めにする方がほとんどですので、季節をまたいでも快適に暮らせるよう、長袖・長ズボンもしっかり用意しておくと間違いないでしょう。
治安
治安に関しては、オーストラリアは非常に良いのでそこまでの心配は必要ありません。ただし、やはり日本人が近づくべきでない場所や、外出を控えたい時間帯はありますので、不必要な冒険はしないほうが無難です。夜の繁華街や、人気のない裏道などを一人で歩くことは控え、どうしても出かける必要がある場合は友達と一緒に多人数で行くのが安全でしょう。
物価
物価については、オーストラリアはフィリピンよりも日本よりも高いのが実情です。オーストラリアの物価の高さを表す言葉に、「コーラ1本300円」というものがありますが、実際に物の値段は平均して日本の2~3倍にもなります。
例えば外食などはランチタイムでも1人2,000円近くしますので、自炊をメインにするといった工夫が必要でしょう。自炊にする場合、スーパーマーケットの特売セールの日に食材をまとめ買いしてコストを抑えたり、値段の高い日本製の調味料や保存食は渡航時に持参するなど、みなさん独自の節約術を取り入れているようです。
生活環境
フィリピンに比べると、インフラは整っており、不便を感じることなく暮らせるでしょう。都市部にはショッピングモールも多数ありますし、どの街にもカフェやお店、マーケットなどが存在します。
一点注意したいのは、お水事情です。降水量が日本ほど多くないオーストラリアでは、水は貴重なものであり、例えばお風呂はシャワーのみで済ますのが一般的です。とくにホームステイの場合、日本の感覚でバスタブにお湯をはって入浴するとホストファミリーから注意を受けることもありますので、入浴ルールをしっかり確認しておくことが大切です。
学校生活
マンツーマンレッスンのフィリピンと異なり、オーストラリアの学校は基本的にグループレッスンです。学校やコースにもよりますが、1クラスの人数は10~15人程度です。そのため、積極的に発言して英語を使っていこうという意識が重要になります。とくに英語初級者の場合は、尻込みせずに英語を喋る勇気がとても大切でしょう。
一方で、クラスが大きいということは、それだけたくさんのクラスメイトと交流できるチャンスでもあります。オーストラリアの語学学校では、放課後に近くのビーチでバーベキューをしたり、植物園を訪れるなどのレクリエーションも盛んです。ぜひ、クラスの仲間とのコミュニケーションも楽しみましょう。
留学生の国籍
もともと多国籍国家であるオーストラリアには、世界中さまざまな国から留学生が集まっています。日本や中国、韓国などのアジア圏からはもちろん、アメリカやカナダなどの英語圏、ドイツ、フランス、チェコなどのヨーロッパ圏からも多くの学生がやってきます。さらに、南米やアフリカからの留学生も多いため、文字どおり多国籍な交流が可能です。この点は、オーストラリアならではの醍醐味といえるでしょう。
英語訛り
Aを「アイ」と発音するオージーイングリッシュは有名ですが、英語ネイティブの国ですから、英語の訛りについてはとくに意識する必要はありません。言語の目的はあくまで意思の疎通ですので、発音にはそこまでこだわらず、伝えたいことが伝わるか、相手の言いたいことが理解できるか、という観点で向き合うことが重要といえます。
2カ国留学のスケジュール
フィリピンとオーストラリアをまたぐ2カ国留学の場合、それぞれどれくらいの期間滞在するものなのでしょうか。具体的な例を見ていきましょう。
フィリピンで短期成長が一般的
2カ国留学では、まずフィリピンで英語の基礎力を高めるのが一般的です。よくあるケースとしては、フィリピンの語学学校に6-8週間ほど通い、そのあとオーストラリアで1年ほどワーキングホリデーをするというものです。
フィリピンの語学学校はマンツーマンでみっちりレッスンしてくれるので、英語のレベルがどの程度であっても、自分に合ったカリキュラムで学ぶことが可能です。また、1対1のレッスンですので、「英語で話すのが恥ずかしい」といった苦手意識も克服しやすいでしょう。フィリピンでしっかりした英語力を身につけ、英語コミュニケーションに自信を得た上で、オーストラリアに移るのがスムーズといえます。
オーストラリアでは仕事を探す
オーストラリアに移ったあとは、すぐにアルバイトの仕事を探す人が多いようです。すでに英語でコミュニケーションが問題なく取れるので、アルバイトも見つけやすいのでしょう。これが2カ国留学のメリットです。仕事の現場では、求められる英語のレベルや単語の種類なども変わってくるので、語学学校よりも実践的な英語が習得できるチャンスでもあります。
中には、オーストラリアに着いてすぐには仕事を探さず、1ヶ月程度語学学校に通ってからアルバイト探しをスタートするケースも見られます。その場合、語学学校でさまざまな国からの留学生と交流ができ、より充実した滞在ができるかもしれません。フィリピン留学に比べて、オーストラリアでは仕事や学校、観光など自由度が高いため、しっかりと自分なりの目的やプランを決めておくことが重要です。
オーストラリアでのアルバイト
オーストラリアの仕事について触れたので、どのようなアルバイトがあるか、少し紹介しておきましょう。一般的には、日本人留学生は日本食レストラン(ジャパレス)などが敷居が低いといわれますが、フィリピン留学で英語力が高まっているので、英語初級者に比べて多くの種類を検討しやすいといえます。
ファーム(農場)
ファームは、農場での仕事です。オーストラリアには郊外に大きな農場がいくつもあり、そうした農場で収穫やパッキングの仕事をします。基本的には肉体労働になりますが、同僚となる仕事仲間はいろいろな国籍の人がいるため、基本的な英語コミュニケーションができるレベルである必要があります。
レストランやオフィスでの仕事に比べると季節性の大きな分野ですから、年間を通してやるというよりは、1ヶ月から数ヶ月の繁忙期に仕事をすることが多いでしょう。自由度が高いので、仕事と観光を交互に行うような、ワーキングホリデー型の滞在をしたい方にはとくにおすすめといえます。
ツアーガイド
観光ツアーのガイドや同行スタッフといったアルバイトも日本人に人気があります。旅行者とのコミュニケーションや、観光名所の説明が主な業務になるため、活きた英語を使う格好の仕事といえます。コミュニケーションが重要になるので、当然相応の英語力・コミュニケーション力が求められますが、景勝地の歴史や文化にも深く触れることができ、意義深い仕事になるのではないでしょうか。
レストランやショップ店員
レストランのアルバイトやお土産店などのスタッフも、日本人が就きやすい仕事です。とくに、日本食を出すレストラン(ジャパレス)は、日本語や日本文化に対する知識が重宝されるシーンもあり、日本人には有利といえます。
一方で、英語の初級者でも就労しやすい職場であるため、賃金が相対的に低かったり、募集が出るとすぐに埋まってしまったりもします。また、お店での接客仕事では、使う英語がだいたい決まっているため、英語力の向上はあまり期待できないかもしれません。すでにフィリピン留学で一定の英語力を獲得している方は、「英語力をさらに高めたい」という目的であれば別の仕事から探すのが良いでしょう。
2カ国留学で仕事をする場合に気をつけたいこと
アルバイトなど、現地で仕事をする場合、事前に準備しておくことがいくつかあります。2カ国留学では、前半のフィリピンで英語を鍛え、後半のオーストラリアで仕事をするという流れが一般的なので、ここではオーストラリアでの就労の注意点を紹介していきます。
ビザ
オーストラリアに渡航する場合、一般的には学生ビザ・ワーキングホリデービザ・観光ビザの3つから選ぶことになります。語学学校や大学で学ぶ場合には学生ビザが基本で、観光と仕事を組み合わせて1年滞在する場合にはワーキングホリデービザ、短期間の観光目的なら観光ビザといった具合です。目的に合ったビザを事前に申請・取得しておくようにしましょう。
タックスファイルナンバー
タックス(税)を納めるために必要な、納税者番号のことです。オーストラリアでは1ドルでも収入がある人は必ずこの番号を取得する必要があります。ナンバーの申請と取得は、所定のWebサイトから行うことが可能です。
現地の銀行口座
アルバイトの給与は銀行口座への振込が基本ですので、口座の開設が必須です。フィリピンからの引っ越しが落ちついたら、現地の銀行窓口に行って口座を開きましょう。もちろん弊社でもサポートしております。
携帯電話
アルバイトの候補先へ電話したり、友達と連絡を取り合うのに、携帯電話は必須アイテムです。現地の通信会社でスマートフォン本体を購入またはレンタルするのが一般的です。Wi-fiは、ショッピングモールやカフェなどの公共Wi-fiも使うことができますが、日本に比べてインターネット環境が整備されているとは言いがたいため、頻繁に使うようであれば個人で契約するのが間違いないでしょう。
いかがでしたでしょうか?以下が2カ国留学におすすめの語学学校一覧です。気になる学校についての詳細はカウンセラーまでお問い合わせください。