オーストラリアで公認会計士として働くための方法

公認会計士として働くには公認会計士団体の査定に合格する必要があります。今回はオーストラリア内で一番メジャーな公認会計士団体、CPAにて公認会計士になるステップをご紹介いたします。

1 認定校にて指定コースの修了(約3年間)

CPAが認めているTAFEまたは大学にて、Bachelor of Accountingなどの就学が必要です。
認定校、コースについては以下サイトよりご確認くださいませ。

 

▼CPA認定校およびコース
https://content.cpaaustralia.com.au/ManageApplications/AccreditedCourse.mvc/SearchAccreditedCourses

弊社では比較的費用を抑えていただけるプランとして、TAFE NSWでの就学をオススメしております。詳細についてはこちらよりご覧ください。

ニューサウスウェールズ TAFE

2 CPA Programの受講 (約3年間)

認定コースの修了後はCPA指定プログラムの受講をしていただきます。
プログラムの完了には以下4つの必須科目と、2つの選択科目の受講および試験の合格が必要になります。

必須科目
Ethics and Governance
倫理とガバナンス
Financial Reporting
企業財務報告
Strategic Management Accounting
戦略的管理会計
Global Strategy and Leadership
グローバル戦略とリーダーシップ
選択科目
Australia Taxation
オーストラリアの税務
Australia Taxation – Advanced
オーストラリアの税務 – 上級
Advanced Audit and Assurance
高度な監査と保証
Financial Risk Management
金融リスク管理
Contemporary Business Issues
現代のビジネス課題
Digital Finance
デジタルファイナンス

3 実習 (約3年間)

36か月の実習をCPA登録メンバー監修のもと行っていただきます。実習期間はPersonal effectiveness、Leadership、Business、Technicalの4つの分野でスキルが査定されます。

 

上記をクリアするとCPAMembershipの登録ができ、公認会計士としての就業が可能になります。CPAプログラムはオンラインの受講が可能なため、実習と平行して行う方が多く、最短6年間で公認会計士としてオーストラリアで働くことができます。

 

CPAの登録費用やプログラム受講費用は以下サイトよりご確認くださいませ。

 

▼費用について
https://www.cpaaustralia.com.au/member-services/member-service-fees/member-service-fees-australia

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先のメルボルンでは、10週間語学学校で英語を勉強し、その後メルボルン市内のTAFEでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。課題提出に追われながらの海外生活でしたが、友人と協力し合い無事卒業しました。海外進学、またメルボルンでの生活については熱く語れるかと思います!また、メルボルンのかわいいカフェなどもおすすめできますので、ご興味のある方は、ぜひお話ししましょう!

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