自然環境学（Bachelor of Environment）を学べる大学一覧

環境学（Bachelor of Environment）について

地球温暖化や気候変動などのニュースを見かける近年では、環境学を専門的に学びたいという方が増えています。環境学の中でも当ページで紹介するコースは基礎的な分野をカバーしているため、環境学の中で専攻したい分野がまだ決まっていない方におすすめです。

また、環境学の学習は批判的思考力が重要視されるため、専門的な知識の他、将来就職時に役立つスキルを身につけることができるでしょう。

オーストラリアで環境学を学ぶ理由

オーストラリアは多様な自然環境を持っており、その特有の資源は産業や経済の発展を支えてきました。サステナビリティの意識が高い国として、再生可能エネルギーの普及が進んでいるヨーロッパの国々が挙げられますが、オーストラリアはその中でも動物や環境、歴史の保護意識が高いといった特色があります。

環境学のコースではメインとして環境の変化がどのように現代社会へ影響するかを学んでいくため、オーストラリアのように環境が国の産業や経済を強く支えている国で環境学を学ぶことは、非常に有意義な経験となるでしょう。

必要な英語力

環境学コースの直接入学には英語力の証明(IELTS6.0程度)が必要になります。学校により英語力の条件や認められるスコアの種類も異なりますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

スコア提出ができない場合や英語力に自信がない場合は、大学が提携している語学学校やカレッジからパスウェイ制度を利用しての進学が可能です。パスウェイ制度を利用することで、IELTSやケンブリッジ検定などのスコア提出が免除されます。

弊社では語学学校またはカレッジと大学進学をセットにしたプランのご提案もしておりますので、是非ご相談くださいませ。

必要な成績

大学の直接入学には成績証明書の提出(3.5/5程度)が必要になります。また大学によっては、成績証明書とともに就業経験(フルタイム)を証明する書類の提出を求められる可能性がございますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

大学への入学方法について

入学方法は主に3つあります。

①ファウンデーションコースからの入学

本科入学前にファウンデーションコースと呼ばれる大学準備コースにご入学していただきます。直接入学で求められる成績が緩和されるため、多くの留学生がファウンデーションコースを経由して大学の本科に入学しております。ファウンデーションコース期間分(8か月程度)の留学費用がかさんでしまうという点がデメリットとして挙げられます。

②大学付属カレッジ、提携専門学校からの編入

大学やその学部によって異なりますが、付属カレッジや専門学校で1年ほど勉強していただきDiplomaの修得をしていただくと、大学の2年次に編入することができます。カレッジや専門学校は大学と比べ、学費を抑えることができるため、大学に直接入学するよりもトータルの留学費用を抑えることができます。編入制度を利用するためには、大学に単位が認められるか、提携があるかなどの確認が必要となるため、事前にしっかりと就学プランを立てていくことが大切です。

③直接入学

高校の成績や英語力が問題なければ、大学への直接入学が可能です。

おすすめ学校と入学方法

都市別のおすすめ学校と上記3パターンの入学方法を見比べ、ご自身の希望やレベルにあった学校そして入学方法を選んでいきましょう。
詳細については弊社の無料カウンセリングにてご案内することが可能でございます。
進学カウンセリングをご希望の場合は、現在の英語力そして成績をお伝えいただけますとより具体的な提案が可能です。

Univeristy of New South Wales（ニューサウスウェールズ州）

ニューサウスウェールズ大学の環境マネジメント学部では、環境科学が規制や経済、環境政策、そしてマネジメントの社会的側面にどのように影響するかを学びます。現実社会の環境問題に取り組むための実践的な授業を重視しているため、実務志向の学生に特におすすめです。

また、ニューサウスウェールズ大学は環境科学、地理学、海洋科学の分野で世界的に高い評価を受けています。そのため、この大学での学びは卒業後のキャリアにおいて大きな強みとなるでしょう。

ニューサウスウェールズ大学の世界ランキング

Bachelor of Environmental Managementへの進学方法

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

• UNSW College (University English Entry Course)

ニューサウスウェールズ大学(The University of New South Wales)

RMIT University(ビクトリア州)

RMIT大学の環境学コースでは、持続可能な社会を実現するための新しい消費や生産方法を学びます。このコースでは、就職時に非常に重要視されるコミュニケーション能力や批判的思考力などの必須スキルを身につけると共に、現代社会における環境問題の社会的原因を追究します。卒業時には、様々な規模で環境政策や環境マネジメント方法を管理し、向上させるスキルが身についているでしょう。

また、本コースの特徴として、最終学期には20週間以上のインターンシップ期間が設けられています。さらに、学習期間中には様々な課外活動や業界交流の機会が提供されます。環境の専門家やプロフェッショナルと関わることは、自身のキャリア形成に大いに役立つことでしょう。

RMIT大学の世界ランキング

Bachelor of Environment and Societyへの進学方法

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

• RMIT大学付属語学学校

RMIT大学

Griffith University(クイーンズランド州)

グリフィス大学での環境学プログラムでは、環境問題を社会的、物理的、生物学的観点から追究し、環境科学についての知識とスキルをさまざまな分野から養います。1年目で基礎的な科学の学習を終えた後は、自分の興味に合った専攻を選択できます。

3年次には、それまでに学んだ全ての知識を活かせるリサーチプロジェクトを行うか、または業界でのインターンシップに参加することができます。基礎科目と環境マネジメントに特化した科目を組み合わせることで、環境科学のプロフェッショナルとなるために必要な幅広い知識を身につけることができます。

グリフィス大学の世界ランキング

Bachelor of Environmental Sienceへの進学方法

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

• Lexis
• ILSC
• Browns

Griffith University（グリフィス大学）

Edith Cowan University(ウェスタンオーストラリア州)

エディスコーワン大学の環境学コースはオーストラリアの大学の中でも珍しいダブルディグリープログラムを提供しています。そのため、生物、化学、物理、社会的観点から環境についての知識を学び、幅広い視野を身につけることができます。

最初の2年間と最後の半年はエディスコーワン大学で就学いただき、3年目の1年間はイギリスにあるポートマス大学で環境科学マネジメントの就学を行っていただきます。就学中は、地中海でフィールドワークを行う機会もあるため、オーストラリア以外の環境でも勉強をされたい方には非常におすすめなコースです。

エディスコーワン大学の世界ランキング

Bachelor of Environmental Scienceへの進学方法

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

• Navitas

Edith Cowan University（エディスコーワン大学）