名前:秋元ダニエラ様
学校名:TAFE QLD
受講コース:Certificate IV in School Based Education Support
通学週数:36週間
ビザの種類:学生ビザ
祖母が若いころに住んでいたことからオーストラリアへ
私は中学生の頃から英語が好きで、スペイン語も話せることから「自分なら他の人より少しはできるかもしれない」と感じていました。言語への興味と自信から、将来英語を活かせる仕事をしたいと思い、留学を決意しました。
オーストラリアを選んだ理由は、治安が良いというイメージと、祖母が若い頃にオーストラリアに住んでいたことからです。祖母の話を聞いて、オーストラリアでの生活を想像しやすくなり、留学先として魅力を感じました。また、自然が豊かで海が近い環境も、自然を愛する私にとって魅力的でした。
サンシャインコーストは自然豊かです
サンシャインコーストに到着してまず感じたのは、自然の美しさでした。ビーチの美しさや、地元の人々が自然を大切にしている姿勢には驚かされました。しかし、自然豊かな場所に住むことにはデメリットもありました。サンシャインコーストはショッピングやエンターテインメントの選択肢が限られており、暇を感じることもありました。また、バスや電車の便が少なく、移動には計画が必要でした。
私は田舎出身で自然を愛しているため、この環境にはすぐに適応できました。海沿いを散歩したり、友達とバーベキューを楽しんだりと、自然を活かした活動を楽しみました。この静かで落ち着いた環境は、勉強にも集中できる場所でした。
留学を通じてシャイな性格が変わりました
留学を通じて、自立する力が身につきました。日本では実家暮らしでしたが、オーストラリアではシェアハウスで生活し、日々の生活を自分で管理する必要がありました。これにより、自分のことは自分で行うという自立心が育ちました。
また、元々シャイだった私にとって、留学は人とのコミュニケーション能力を向上させる絶好の機会でした。様々な背景を持つ人々とコミュニケーションを取ることで、自分を表現する力が養われ、自信が生まれました。
オーストラリアのアクセントには苦労しました
留学初期にはホームシックが一番の課題でした。新しい環境や文化に慣れるのに時間がかかり、家族と離れていることが精神的に辛かったです。クラスではインターナショナル生が少なく、ネイティブスピーカーばかりだったため、授業についていくのが大変でした。特に、オーストラリア英語のアクセントに慣れるのに苦労しました。
ILSCでは英語で英語を学ぶことでスキルが向上
ILSCでの学習環境は非常に刺激的で、英語力の向上に大いに役立ちました。英語で英語を学ぶことで、リスニングやスピーキングのスキルが自然に向上しました。様々な国籍のクラスメートと交流する機会も多く、異文化間コミュニケーションの能力が鍛えられました。
TAFEクイーンズランドは積極的に意見を述べる授業スタイルです
TAFEクイーンズランドでの授業は、スピードが速く、積極的に意見を述べる環境に圧倒されることもありましたが、自分の考えを表現する力が身につきました。
週のスケジュールは月曜日はインターナショナル生向けの自習クラスがあり、先生のサポートを受けることができる日でした。火曜日と水曜日は通常の授業があり、一日5時間授業を受けていました。これに加えて、実習も行われており、週に合計で3日または2日、学校に通っていました。
TAFEクイーンズランドでは教育支援を専攻
TAFEクイーンズランドでの勉強は専門的な内容が多く、新しい専門用語を理解するために家での復習が必要でした。「School Based Education Support」のコースでは、教育支援の専門知識を学びました。
このコースでは、主に学校での教師のアシスタントとして、遅れを取りがちな生徒や特別な支援が必要な生徒をサポートする方法を学びます。具体的には、基本的な国語や算数の知識、教え方、子供たちの発達、障害を持つ子供たちのサポート方法など、多岐にわたる教育内容が含まれます。
実習を通じて仕事内容をより深く理解しました
実習を通じて、子供たちだけでなく教師をサポートする役割も多いことに気づきました。具体的には、子供たちのサポート活動を教師に報告し、さらに必要な支援を考えることが求められます。教師の授業準備を助けるための教材の準備やリソース管理も重要な役割となります。
また、TAFEクイーンズランドでの学びと実習を通じて、教育分野への情熱が再確認できました。実習では子供たちと直接関わる楽しさや、教材を考える過程が充実していました。この経験が教育者としてのキャリアを追求する決心に繋がりました。
私のコースには留学生は少しでしたが、キャンパス全体では様々な国から来た学生が多く、国際的な環境でした。多様な文化的背景を持つクラスメイトと交流することで、異文化理解が深まりました。
シェアハウスは一度引っ越ししました
最初はシェアハウスでの生活でホームシックになり、コミュニティ感のある環境を求めて引っ越しました。新しいシェアハウスでは、7人の女性と共同生活を送り、コミュニティ活動を楽しんでいます。住居費は月額760ドルで、前の住居の週280ドルと比べてもかなり経済的です。家賃には光熱費も含まれており、7つの個室がある家で、バスルームが2つ、トイレも2つあり、共有のキッチンという設備が整っています。
レストランで時給30ドル程度で勤務しました
サンシャインコーストでは、いくつかの職場を経験しました。ベトナムファストフード店や日本料理店、ドイツ料理のレストランで働きました。収入は時給30ドル程度で、家賃の支払いには困りませんでしたが、職場が閉店するなどの理由で仕事を頻繁に変えなければならないこともあり、仕事は安定しませんでした。
帰国後は英語を活用した保育/教育分野で働きたいです
帰国後は英語を活用した保育や教育の分野で働きたいと考えています。また、教員免許の取得を目指し、将来的にはアメリカやカナダの大学院でさらに学びたいと思っています。国際的に活躍するための基盤を築き、多文化理解や異文化間の橋渡しとしての役割を果たしたいです。
留学を検討している方へのアドバイス
留学を検討している方々に、私の経験からいくつかのアドバイスをお伝えしたいと思います。
1. 資金計画をしっかりと
留学中は予想外の出費が発生することが多いです。初期の段階で十分な資金を準備しておくことが、安心して生活を送るための重要なポイントです。特に仕事を見つけるまでの期間や、仕事が不安定な際に備えて、余裕をもった資金計画を立てることをお勧めします。
2. コミュニケーションを積極的に
留学先では、シャイな性格だとコミュニケーションが取りづらく、孤立してしまうことがあります。自分から積極的に話しかけたり、地元のイベントに参加するなどして、現地の友人を作ることで言語能力も向上し、留学生活がより充実します。
3. コンフォートゾーンを出る勇気を
外国での生活は自分のコンフォートゾーンを大きく逸脱することが多く、それが不安やストレスの原因になることもあります。しかし、その一歩を踏み出す勇気が新しい発見や成長につながります。最初は不安でも、経験を積むことで見えてくるものがあります。
4. ホームシックの乗り越え方
留学初期はホームシックに悩むことが多いですが、家族や友人との頻繁な連絡が大きな支えになります。また、現地で新しい友人を作り、積極的に活動することで、徐々に新しい環境にも慣れていきます。自分を忙しくすることで、ポジティブな気持ちを保つことができます。