キャンベラはシドニーやメルボルンなどの大都市と比較すると留学生が少なく、キャンベラ大学付属語学学校の日本人の比率も、２０％と低めです。大学付属の語学学校のなかでは特に日本人率が低いので英語漬けの環境でしっかりと勉強に励みたい方にはお勧めの環境です。

キャンベラ大学の構内へ通学するという環境である上に、学生の８割以上が進学目的なので、しっかり勉強に取り組んでいる学生が多いです。周りの学生たちの雰囲気とキャンベラ大学のアカデミックな環境に励まされ、英語学習に集中して取り組むことが出来るでしょう。

キャンベラ大学付属語学学校の学生は、キャンベラ大学の学生と同じく、大学構内の様々な施設を利用することができます。インターネット環境、図書館、本屋、コンピュータールーム、学生ラウンジ、銀行、駐車場など充実した施設を備えているため、学校生活はとても便利です。

キャンベラ大学は比較的小規模な大学なため、学生一人一人に充実したサポートを行っています。また、実践的なカリキュラムを取り入れていることから、その実績が評価され、オーストラリアの中でも就職率と学生満足度は最高レベルの大学となっています。日本の大学で一年以上就学しており、その際の成績が条件を満たしていることは必要ですが、英語力がキャンベラ大学スタディーアブロードプログラムの入学条件に足りない場合でも、IELTS5.0相当以上の英語力がある場合、キャンベラ大学付属語学学校にて３か月～６か月程度学ぶことによってスタディーアブロードプログラムに参加することが出来ます。

キャンベラ大学進学につながる英語コースや、大学２年への編入を目指せるディプロマコースも開講しています。授業は1日４時間で、午前９時３０分～１１時３０分、午後１２時３０分～14時３０分です。進学を目指す人が多いので、様々なレベルの大学進学のためのコースを提供しています。また、進学基準に満たない生徒にも手厚いサポートを行っています。

日常会話で必要な英語を習得するコースです。基礎英語力をにつける集中英語コースで、週２０時間を１０週間でセットとなっています。入学基準は英語コースのみの学生は、IELTS4.0以上、カレッジや大学進学をする学生はIELTS 4.5以上です。

進学英語コースは、キャンベラ大学のファウンデーションや、ディプロマコースへの進学を目指すAE2、キャンベラ大学の学士号へ進学するAE3、キャンベラ大学の修士号やIELTS7.0が条件のコースへ進学するAE４でアカデミック英語を身につけます。コースを修了すると、IELTS等のスコアがなくても、キャンベラ大学の学士号や大学院へ入学できます。週２０時間のコースです。進学英語コースの入学基準はそれぞれ、AE１はIELTS4.5または一般英語コース３の修了、AE2はIELTS5.0、AE3はIELTS5.5、AE４はIELTS6.0です。

キャンベラ大学は首都キャンベラから８ｋｍ離れたブルースという自然豊かなところに位置しています。キャンパスは中心地から交通機関で２０分ほどの郊外にあり、バス停（College St University Of Canberra）からは徒歩ですぐの立地です。また、オーストラリア国立大学も３０分ほどの所にあります。

キャンベラは学生都市としても知られており、世界的に見ても下宿費用や生活費が低くなっているので、留学費用をおさえたい方には嬉しい魅力の一つとなっています。また、キャンベラ大学スタディーアブロードプログラムに参加する場合は、通常の学生と同じように大学の学生寮の利用が可能です。学生寮の滞在費は他州、他大学と比較するとかなりリーズナブルなので大きく節約することが可能です。さらに、キャンベラ大学では、学業成績などにより留学生にも奨学金を用意しています。

首都であるキャンベラには国会議事堂、高等裁判所などの社会的に重要な公的機関や、国立図書館、国立大学、国立美術館、国立博物館、国立スポーツ研究所など、多くの文化的な施設も集まっています。このような特徴から、キャンベラ大学では政治、経済、経営、国際関係学、スポーツに関連する分野においても、他州、他大学とは一味違った講義を受けられます。また、オーストラリアの主要都市の中で最も犯罪率が低い都市のひとつなので安心して学生生活を送ることが出来ます。