入学前の学生さんに対して、入学してから6ヶ月以上経つ学生さんに、質問や相談をし、入学前の不安や心配を解消するためのO’Guidesプログラムを行っています。他にもThe Horizon Professional Development Award といった、フリンダース大学特有の進路指導を行っています。実際に通う学生さんからの評価も高く、90%以上の学生が学生サービスに満足しているというアンケート結果も出ています。そのため、オーストラリア国内大学における学生サポートランキングで1位にランクインしています。

看護学部は2021年世界大学ランキングで30位に、2019年には南オーストラリア州内の大学では1位にランクインしています。フリンダースメディカルセンターと連携しているため、入学してからすぐに、医療関係者との人脈を築くことができ、就職活動時に非常に有利になります。オーストラリアでの永住権取得は年々難化していますが、国内全体で看護師が求められているため、永住権取得も夢ではないでしょう。英語力としてはIELTSでオーバーオール、各種能力ともに7.0以上あることが入学の条件です。

アデレード市内にある大学で寮があるのは、フリンダース大学だけです。医学部学生は入寮が保証されています。大学全体で約550人の学生が入寮できます。入寮することで、図書館やコンピュータ室を活用しやすくなることはもちろん、学内にあるフィットネスセンターやジムを無料で利用できるという特典があります。入寮している学生の65%が現地生、35%が留学生であることから、現地生の友達が作りやすい環境だと言えるでしょう。

地方都市（シドニー、メルボルン、ブリスベン以外の都市）にある大学を卒業すると、卒業生ビザを取得する際に1-2年長く滞在することができます(2022年現在)。また、永住権を申請する際に、ビザによっては、地方都市ポイントが加算されることもあるので、有利に働きます。卒業後も、オーストラリアに住みたいと考えている方にとって、これは非常に魅力的なポイントであることでしょう。

フリンダース大学は、オーストラリアの大学の中でも、学費が安い部類に入ります。また、都市としても、アデレードは、シドニーやメルボルンと異なり、物価、家賃が低いため、留学費用全体を抑えることができ、経済的です。また、大学も奨学金制度があるので、これを活用できると更にコストを抑えることが可能です。2017年には1130万ドルもののお金が奨学金として学生に使われた実績もあります。

2020年に、南オーストラリア州政府のサポートのもとで、フリンダース鉄道駅が建てられ、大学のメインキャンパスとTonsley innovation エリア間の移動が容易になりました。キャンパス内にフリンダース・ビレッジも建てられ、新たな寮、カフェ、ショップ, 娯楽施設等が増え、非常に便利で、楽しい空間が出来上がりました。また、鉄道駅によって、寮生がより簡単にアデレードCBDへアクセスできるようになりました。学生の大学への満足度がさらに高まることは間違いないでしょう。

Australian Fashion LabelsやCisco Australiaといった国内だけでなく、国外でも活躍する企業と大学が連携しており、学生がインターンシップに参加することができます。インターンシップによって、大学で学んだ理論を、実際にビジネスで生かすことができることはもちろん、人脈も築くことができます。オーストラリアだけでなく、海外で就職する際は、人脈は非常に大切な要素になるため、インターンシップ経験は就職活動を有利に進める上で必要不可欠です。

フリンダース大学は学生サポートの面だけでなく、教育面でも評価が非常に高い大学です。学生対教員の割合が26:1で2019年南オーストラリア州にある大学で、learner engagement、learning resources、teaching qualityの面で一位を獲得しています。世界的に認められている教師陣のもとで学習することで、濃密な留学生活を送り、さらには皆さんの夢や進路の実現を果たすこともできるでしょう。