最近シドニーでのトレンドと言えば、『自転車シェア』です!ここ数か月でシドニー郊外を走る黄色い自転車、停まっている黄色い自転車が気になっていたのです。その正体が、この『oBike』なのです。
日本では日常生活に根付いている自転車ですが、オーストラリアではどうなのか見てみましょう。
そもそもオーストラリアは自転車大国なのか?
オーストラリアのメジャーな都市によって自転車の普及率は異なります。シドニーなどの大き目な都市は留学生やワーキングホリデーで来ている方はあまり乗っていません。
ただ、現地の方で健康志向の方は自転車通勤をされている方もおります。メジャーな都市でもケアンズなどの人口が少なめで車の交通量が少ない都市では留学生やワーホリ生の方でも自転車に乗っています。
なぜシドニーシティでは自転車が普及していないのか?
1.危険と隣り合わせ?!
オーストラリアでの自転車の扱いは日本とは少し異なるのです。
自転車は自動車道を走り、ヘルメットを着用する必要があります。(自転車専用の道路がある場合は、自転車道を走ります)
そのため、シドニーなどの大都市では、交通量の多いということもあり、アスリート風なライダー以外は自転車利用者は見ないと言っても過言ではありません。慣れていないと危険なのです。
2.自転車を停める場所の問題
シドニーシティでは、自転車を停める場所を探すのも難しいということからバスなどの公共機関を利用される方のほうが多いです。駐車場に停めなければならないという規則はありませんが、チェーンなどの大きな鍵で施錠できる場所且つ人目に触れづらいところに停める必要があります。
3.盗難のリスク
シドニーでは、日本でいうママチャリ的な自転車に乗っている方は少ないです。マウンテンバイクに近い高級な自転車に乗っている方が多く、どこか大きな鍵で自転車を施錠且つ固定できる場所に停めないと簡単に盗まれます。
盗まれるリスクも高いことから自転車をオフィスまで運んでいる人もいるほどなのです。自転車のパーツ(タイヤだけ、サドル等)だけを盗まれるケースもあります。
様々な理由からシティや郊外含めて日本やアジア諸国に比べると日常で自転車に乗っているからは少ないのです。
自転車シェアとは?
自分で自転車を持つことには抵抗がある方でも自転車には乗りたい!という方には画期的なシステムです。
最近シドニー郊外の至る所で見かける黄色い自転車の正体は『oBike』というシェアリング自転車でした。
数年前からカーシェアリングも主流になっておきており、今度はさらに便利な自転車シェアリングが主流になりつつあります。このoBikeはどうやって使うのか見てみましょう!
oBikeってなに?
新しく登場した自転車シェアリングのoBikeはアプリひとつで利用することができるのです。oBikeのアプリをスマホにダウンロードしておけばいつでも使うことができます。
街中でoBikeの自転車を見つけたらその場で予約をして使える!というのが概要です。
oBikeの自転車はどこにあるのか?
驚くほどに郊外の至る所にあります!
このoBikeの自転車のいいところは、自転車を停めれる場所で且つ鍵がかけれる場所であればどこでも停めてよいのです、言い換えれば乗り捨てしてよいのです。人気のあるビーチの駐輪場に多く停めてある場合もありますし、
下の写真のように、なんてことない道に乗り捨てされている場合もあります。
どうやって使うの?
oBikeの自転車を見つけたら、アプリで予約します。まずアプリをダウンロードしておくことからスタートです!アプリで、予約を完了し、10分以内にoBikeの自転車の鍵部分のQRコードの照会をします。以上!もう使えちゃうのです。
規則は守りましょう!
oBikeの自転車にもヘルメットが付いています。オーストラリアでは自転車に乗る際は必ずヘルメットを着用しなければいけません。レンタル必要もなければ、予め買う必要もなく、便利なシステムですね。 必ず着用するようにしましょう。
気になる支払いは?
支払いシステムに関してはまた次回ご案内しましょう。 面白い仕組みを用いていますよ!