シドニーはオーストラリアの中でも語学学校が多く集まる都市として留学生に人気のある街です。
そのため、多くのシドニー語学学校の中から自身に合う学校を選べるメリットもありますが、語学学校の数が多すぎてどんな語学学校を選んだらいいか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
そんな方はぜひ以下の6つの項目で語学学校を選んでいただきたいです。
なぜなら、EATC資格保有者である私の経験からすると多くの留学生が気になるポイントは以下の6つに限られるからです。
①進学に強い
②費用が安い
③日本人比率が低い
④ユニークなコースがある
⑤大学付属の語学学校
⑥ビーチ沿いで都会の喧騒から離れる
この6つのポイントに対して、ラララ・オーストラリア独自のシドニー語学学校人気ランキングをご紹介します。シドニー語学学校へ入学をお考えの方はぜひご参考下さい!
目次
①進学に強い語学学校人気ランキング ベスト3
教育水準の高いオーストラリアで進学したいという方の問い合わせが増加傾向にございます。しかし、オーストラリアのカレッジ・大学に進学するには一定の英語力が必要です。
英語試験なしで入学できる提携カレッジ・大学が多く、教育プログラムがしっかりしている語学学校をご紹介します。
1位 Navitas(ナビタス)
日本人比率:20%
授業料:$315/週~
ナビタスイングリッシュはオーストラリアでは最も古い歴史がある学校で、70以上の提携先と数千の専攻に直接進学ができる、信頼と実績のある私立英語学校として知られています。最大の特徴は大学傘下にある多くの専門学校を自社で運営している点です。多様なデータと教師たちの熱心な授業の結果、ケンブリッジ検定の合格率を平均80%以上を創業からキープし続けています。
徹底した独自カリキュラムで英語を徹底的に学ぶことができ、コースは一般英語をはじめビジネス英語、IELTS、ケンブリッジ検定準備コース、PET、FCE、CAE、CPEと開講されており、初級から上級まで多くの選択肢があり、自分にぴったりのコースを選択できるもの魅力の一つです。
進学は教育で最も重視しているであり合格率は93%です。学校にはアカデミックアドバイザーが在籍しているので、進学相談や将来の計画などの設計を専門的にサポートしてくれます。
2位 ILSC(アイエルエスシー)
日本人比率:11%
授業料:$300/週~
ILSCは世界に7キャンパスを展開する大規模な語学学校で、国内で40校以上の大学や専門学校と提携があります。また、オーストラリアのみならずカナダやアメリカ、インドにも展開している語学学校です。カナダとインドには、モントリオール、トロント、バンクーバー、ニューデリーにキャンパスがあります。これらの国ではILSCとして語学学校を展開していますが、アメリカでも同等の英語教育を受けられる環境が整っています。アメリカでは、ILSCのパートナー校であるELSのキャンパスで授業が受けられます。キャンパス数は11校で、アメリカの主要都市にあります。
ILSCからの進学でIELTSスコアなどの取得をしないでも進学ができます。この仕組みをパスウェイといいます。このパスウェイ制度を利用することで、将来日本に帰った時にも役立つ経験ができることに魅力を感じる方が大変多いです。
また選択制カリキュラムで自分自身に合わせた英語教育を受けることができる学校です。加えて、English Only Policy(英語以外を話してはいけない)ルールと日本人スタッフによる万全なサポート体制、効果的な英語学習法によって効率よく語学力を伸ばすことができます。学校ではアカデミックカウンセラーも在籍していますので、進学先の相談や英語の勉強についてもサポートを受ける事が可能です。
ILSCでは一般英語プログラムだけでなく、IELTSやケンブリッジ英語検定などの試験対策に特化したプログラムも開講しています。こちらの学校ではIELTS対策の熟練講師から直接テクニックやスキルを学ぶことができ、様々な分野を通して学生の英語力を鍛えています。
3位 UEC(ユニバーサル・イングリッシュ・カレッジ)
日本人比率:12%
授業料:約$230/週~
教師と生徒の距離が近く、コミュニケーションを取りやすい環境が整っているのがUECです。
創業以来30年以上にわたって高い評判を得ている語学学校です。オーストラリア全土に多数提携校を持ち、質の高い進学英語コースを提供しています。
校舎は市内中心部のバス停とトラム駅から徒歩五分でアクセスできる便利な場所にあります。アットホームな雰囲気のこちらの学校では、教師と生徒の距離が近く、コミュニケーションを取りやすい環境が整っています。
一般英語のみならず、アカデミック英語やケンブリッジ試験対策、IELTS対策のコースなども定評があり、専門学校や大学に進学希望の人にもおすすめの学校です。南米とアジア人を中心に多国籍の学生が在籍しているので、様々な文化に触れられます。
また、English Only Policyを採用することで、個々の英語力アップを促進しています。こちらの学校は朝から夜まで幅広く時間割を展開しているので、自分の好みに合ったスケジュールで学習できるのもメリットです。
UECには日本人スタッフも在籍しているため、安心のサポート体制も利用できます。
②費用が安い語学学校ランキング ベスト3
シドニーで授業料が安い語学学校の人気ランキングをご案内します。シドニーの語学学校を色々見たけれど、学校を決定する為の決め手がない!そんな時、一番目に見えて決め手の材料となる要素は学校の費用ではないでしょうか。
できるだけ費用を抑えてシドニー語学学校で学びたいという希望に合った、語学学校ベスト3をご紹介します。
シドニーは、他都市と比べても価格競争が激しいので格安校も数多く存在します。その中でも、質の高めな学校を厳選してピックアップしました。
1位 Greenwich(グリニッチ)
日本人比率:13%
授業料:$300/週~
オーストラリアの語学学校でケンブリッジ検定試験対策をしたい方に圧倒的人気を誇るのがGreenwichです。
ケンブリッジ検定試験の試験官が講師を務めていたり、校舎がテスト会場になっているなどケンブリッジ検定試験対策に関してはまさに鉄板の学校です。
シドニーの語学学校では珍しくケンブリッジ検定試験対策コースのPET(初級)コースを開講しています。PETは英語力に自信は無いけれど英語力証明がほしい、と言う方にお勧めです。
普通の語学学校ですと、一般英語のレベルはビギナーからアドバンストまであるのですが、グリニッチには一番上のクラスであるアドバンストが存在しません。
これは、アドバンストレベルの全ての学生に、試験対策コースでより実践的な英語を学んでほしいという思いがあるからです。
それほど試験対策コースに特化して、自信を持って提供しているのがグリニッチの特徴です。
2位 La Lingua (ラ・リングア)
ラ・リングア・ランゲージスクール(La Lingua Language School)はオーストラリア最大の都市シドニー市内に位置しています。英語を母国語としない人たちに教えるための資格TESOLと小学校英語教師として必要不可欠なJ-shineコースも用意されており、日本に帰国後役に立つ資格として大変お勧めです。
従来のいわゆる「資格だけを取得しておこう」というコースと違い、実際に教壇に立てる本物の英語教師を育成していくため、コース自体が実習2週間を含む通常よりやや長めの8週間コースになっています。英語を教えるための知識やスキルを学んだ後、レッスンプランを立てて模擬授業を行います。回を重ねるごとに時間を伸ばすことで、人に教えるのに慣れることと同時にさらに高いレベルで英語を教えられるようになります。
質の高い授業と豊富なコースによって、数多くの留学生が楽しく充実したオーストラリア生活を送ることができています。少人数制のクラスなので、話す機会も多く実生活で使える会話力もより身に付きます。
3位 ELSIS(エルシス)
日本人比率:6%
授業料:$220/週~
シドニーの語学学校の中でも、国籍のバランスがとても良いと好評で、ヨーロッパを中心にブラジル、コロンビアからも学生が訪れます。日本人の生徒の割合は少なく、時期によっては国籍比率が日本人6%のことも!国際色豊かな生徒たちと一緒に学習できる環境が整っているので、ほぼ完全な英語環境で勉強に励みたい人にぴったりです。
講師の先生達を始め、スタッフはとてもフレンドリーです。またELSISでは20分間の個人レッスンを受けることができ、発音やグラマー、スぺリングや話し方などを、教師と一対一で練習することができます。早い者勝ちですが制限はないので毎日でも受講可能です。
また「勉強するときはしっかり勉強!遊ぶときはしっかり遊ぶ!」がELSISのモットーです。シドニータウンホール駅から徒歩10分、シドニー中心街にキャンパスがあるため、ショッピングモール、銀行、映画館から近く便利です。
③日本人比率の低い語学学校ランキング ベスト3
シドニーで語学学校を探している方から、「日本人ができるだけ少ない学校」がいいというご希望がよくあがります。できるだけ日本語から離れ、英語環境の中で留学をしたい方が多いのではないでしょうか?
シドニーの語学学校の中でも、通年を通して平均的に日本人生徒比率の低い語学学校人気ランキングを発表します。ただし、国籍比率は常に変動する為、参考としてご覧ください。
1位 ELC(イングリッシュランゲージカンパニー)
日本人比率:5%
授業料:$360/週~
ELCはシドニー市内中心にあり、利便性の良いシドニー語学学校です。授業料は高めの語学学校ではありますが、50か国から集まる学生の国籍比率には定評があります。
創業者がイギリス出身なこともあり、生徒の国籍割合はヨーロッパ系が多く、欧米人の友達を作るのに最適です。
放課後のオプションクラスも豊富に用意されており、スピーキング、アート、サルサダンス、オーストラリアの文化学習など無料で学ぶことができます。
大手人材会社との提携もあり、就職サポートも万全です。
2位 OHC(オックスフォードハウス)
日本人比率:6%
授業料:$276/週~
オックスフォードカレッジは1963年から続く老舗語学学校で、生徒数100名から150名の小規模でアットホームな学校です。1クラス8名~最大16名で、ヨーロッパ、南米、中東、アジアなど世界中から集まるクラスメイトと共に、オーストラリア文化だけでなく世界中の文化を経験することができるでしょう。
またオックスフォードカレッジは世界展開をする大手の学校で、オーストラリア国内ではシドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズといった主要都市にキャンパスを構えています。全てのキャンパスが市内に位置しているので、交通のアクセスも抜群で郊外からの通学にも困りません。また他都市への転校を希望している方は、その時の希望に応じてキャンパス移動をすることが出来ます。
キャンパス間ではクラスのレベルもそのまま引き継ぐことができるため、とても柔軟な転校制度となっており、違うキャンパスでもしっかりと英語を学べる環境です。英語コースはもちろんのこと、ビジネスコースにも力をいれているので、英語を習得後ビジネスコースへ 進学を目指す留学生が多いです。
3位 IH Sydney(インターナショナルハウスシドニー)
IHシドニーでは、児童英語教師(J-shine)コースが開講されています。
児童英語教師コースとは、英語を母国語としない児童への英語教授法を学ぶ為のコースです。このコースを開講しているのは語学学校はシドニーに2校しかありません。
帰国後の就職として子供に英語を教える職業につきたい方へお勧めのコースです。言語学の基礎から、指導計画の立て方、英語のアクセントなどを6週間のコースで学べます。
④ユニークなコースがある語学学校ランキング ベスト3
シドニー語学学校の一味違うコースの人気ランキングです!シドニー語学学校で留学をするメリットとして、受講できるコースの種類、数が豊富なこともあげられます。英語を学ぶだけのコースとは違うコースの人気ランキングをご紹介します。
1位 Lonsdale Institute(ロンズデール)
ロンズデール・インスティチュートは2007年に英語学校としてメルボルンからスタートし、シドニーに2つのキャンパスを持っています。この学校には通学日数が「2.5日」の他の学校にはないユニークなコースがあります。
週5日間1日のうち半日ほど授業を受けるスタイルが語学学校の一般的な授業スタイルですが、授業量はそのまま、週2.5日間で同じ授業を受けることができます。お仕事に注力したい方や観光、自分のライフスタイルに合わせたい方には非常に人気のあるコースとなっています。
1日約8時間の授業となるので、体力的には大変ですが、プライベートの時間を大幅に増やすことができます。残りの「4.5日」を利用して、自分の理想の留学スタイルを確立させることができます。
2位 IHシドニー
IHシドニーでは、児童英語教師(J-shine)コースが開講されています。
児童英語教師コースとは、英語を母国語としない児童への英語教授法を学ぶ為のコースです。このコースを開講しているのは語学学校はシドニーに2校しかありません。
帰国後の就職として子供に英語を教える職業につきたい方へお勧めのコースです。言語学の基礎から、指導計画の立て方、英語のアクセントなどを6週間のコースで学べます。
3位 La Lingua (ラ・リングア)
ラ・リングア・ランゲージスクール(La Lingua Language School)はオーストラリア最大の都市シドニー市内に位置しています。英語を母国語としない人たちに教えるための資格TESOLと小学校英語教師として必要不可欠なJ-shineコースも用意されており、日本に帰国後役に立つ資格として大変お勧めです。
従来のいわゆる「資格だけを取得しておこう」というコースと違い、実際に教壇に立てる本物の英語教師を育成していくため、コース自体が実習2週間を含む通常よりやや長めの8週間コースになっています。英語を教えるための知識やスキルを学んだ後、レッスンプランを立てて模擬授業を行います。回を重ねるごとに時間を伸ばすことで、人に教えるのに慣れることと同時にさらに高いレベルで英語を教えられるようになります。
質の高い授業と豊富なコースによって、数多くの留学生が楽しく充実したオーストラリア生活を送ることができています。少人数制のクラスなので、話す機会も多く実生活で使える会話力もより身に付きます。
⑤大学付属語学学校ランキング ベスト3
1位 UNSW University(ニューサウスウェールズ大学)
オーストラリアにはグループ・オブ・エイト(Group of 8)と呼ばれる1999年に結成された8大学による大学連盟があります。このグループに所属している大学はオーストラリア全土でもトップレベルの教育を提供していると言われており、8つの大学は互いに高い教育方針を目指し、幅広い研究や質の高いレベルの教育を提供することに力を入れています。
そのグループ・オブ・エイトに属するニューサウスウェールズ大学は、世界ランキング50位程度の世界的に評価されている大学です。オーストラリアの名門大学としても国内外で広く知られており、多くの著名人を輩出しています。工学や環境などの分野において政府賞を複数回受賞するなど、シドニー大学と並び人気の大学です。学部だけでも20程度ありその中から専門のコースにわかれています。そのため自分の将来の夢にあったコース選びが可能です。
2位 University of Wollongong(ウーロンゴン大学)
ウーロンゴンはシドニーから80キロほど南の場所に位置している市になります。ウーロンゴン大学は市内からすぐの場所の場所にキャンパスがあり、語学学校も同じキャンパス内にあります。ウーロンゴン大学は世界大学ランキングで慶應大学や早稲田大学に肩を並べるほど優秀な大学で、ウーロンゴン大学付属語学学校から進学を希望する留学生が多いこともあり、進学に向けたコースが充実しています。
一般英語コースで勉強している生徒でもアドバンスのレベルまで達すると、Engilsh + Uniという大学の授業を聴講することができるプログラムもあり、英語+αを学びたい、という方に大変人気なプログラムです。またファンデーションコース(大学進学準備コース)を受講し、70%以上の成績を収めると、大学本科の単位として認めてもらうことができます。
ウーロンゴン市はニューサウスウェールズの中で3番目に大きい都市で交通の面なども比較的整っていますので、大学までの通学なども楽にできます。
3位 Australian Catholic University(オーストラリアン・カソリック大学)
Australian Catholic University(オーストラリア・カソリック・大学)は看護と医療の分野に力を入れており、その分野では非常に評価の高い学校です。また付属の語学学校では大学進学を目指す学生も多く、英語の試験不要で大学に進学できるダイレクトエントリーコースなどモチベーションの高い環境の中勉強することができます。
そのため多くのオーストラリア正看護師を目指す日本人留学生に人気です。OETとはオーストラリア国外での医療資格を持つ方が、オーストラリアで医師登録をするために必要な英語試験です。ACUの英語コースでは、OETの試験対策コースが開講されており、将来オーストラリア国内の医療現場で働くことを目標にしている方にとっては非常に重要で、看護・医療分野に定評のあるACUならではのコースになっています。
⑥ビーチ沿いの語学学校 ベスト2
1位 Lexis English (レクシスイングリッシュ)
シドニーの語学学校は実は格安校にせよ質の高い学校にせよ、ほとんどがシティ中心部に校舎があります。行ってみるとわかりますが、多くの学校は徒歩10分圏内に位置していますので、どの学校を選ばれても大差ありません。
ただ、このLexis Englishは少し変わっており、シティ中心部からフェリーでしばらく行ったところにあるマンリービーチの前に位置しています。
この学校の創業者は、大都市中心部には多くの語学学校があり試験対策をしっかり行うことができるが、郊外ではそのような高品質の授業を提供している学校が少ないことに問題意識を感じたことからLexis Englishを設立しました。
そのような経緯があるため、Lexis Englishはケンブリッジ検定試験対策にはとても力を入れています。
ビルの立ち並ぶシティ中心部ではなく、オーシャンビューの校舎でしっかりケンブリッジ検定試験対策をしたい方はぜひご検討ください。
2位 IH Bondi(IHボンダイ)
IH Bondiは1953年設立以来の実績と50か国に及ぶ世界最大のネットワークを誇るインターナショナルハウスメンバー校に属する、ボンダイ校です。地元のオーストラリア人や、ネイティブの学生も英語教師を目指し通うスクールとしても有名です。
またIH Bondiの最大の特徴は、あのシドニーの有名なボンダイビーチが歩いてたった10分というロケーションにあり、放課後のアクティビティがかなり充実しています。ビーチだけではなく、映画鑑賞日やパブでのパーティー、オペラハウスやハーバーブリッジといった有名観光地への遠足もあり、学校では多岐にわたるアクティビティが用意されています。
人気ランキングまとめ
シドニー語学学校の人気ランキングを4つの軸で紹介しましたが、気になる学校は見つかりましたでしょうか?
まだシドニーに行くか迷っている方も多くいらっしゃると思います。都市選びの参考になるようにシドニーの基本情報と、シドニー留学のメリット・デメリットを以下でご紹介いたします。
また、そもそもオーストラリアに行くのかまだ迷っている方は以下のオーストラリア留学の体験をもとに書いた記事をご覧ください。
シドニー留学の概要
日本人のみならず、世界中の人から留学国として人気のオーストラリア。国土は日本の20倍以上と非常に広大で、主要都市が各地に存在しています。
日本も北海道、関東、関西、沖縄など、場所によって雰囲気や気候が違うように、オーストラリアも都市にそれぞれの特徴があります。
そこで今回は、オーストラリアで最も大きな都市「シドニー」に焦点を当てて、シドニー留学におけるメリット・デメリットについて、ご紹介します。
シドニーってどんな場所?
シドニーの基本的な情報
シドニーは、オーストラリアに6つある州の内のニューサウスウェールズ州にある都市で、人口は約450万人。オーストラリアだけでなく、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド、フィジーなど)の中での最大都市で、南半球を代表する世界都市、金融センターです。
オーストラリア「第一の都市」と呼ばれています。
2000年に開催されたシドニーオリンピックで大きく発展し、有名になりました。オーストラリアと言えばシドニーというほど有名なこともあり、よくオーストラリアの首都と思っている人もいますが、首都はシドニーとメルボルンの中間あたりに位置する「キャンベラ」という都市です。
政治はキャンベラ、経済はシドニーというイメージです。
ちなみに、約450万人の人口は、日本でいうところ福岡県の人口(約500万人)よりも少なく、1,300万人以上の人口の東京都と比べると約3分の1です。
大都市ではあるものの、日本人からしたらそこまで人の窮屈さは感じずに過ごせるかもしれません。
主要空港は「キングスフォード・スミス空港」で、JALやANAが日本からの直行便を運航しており、片道約9時間30分で到着します。
ハイシーズンでなければ、航空券は片道10万円以内で購入可能です。LCCの直行便は運航していません。
航空券のみならず、オーストラリア留学には様々な費用がかかります。その費用目安や内訳が気になる方は以下の記事をご覧ください。
シドニーの年間気温の目安
春(9月~11月):最高気温23度前後、最低気温12度前後
夏(12月~2月):最高気温30度以上、最低気温18度程度
秋(3月~5月) :最高気温23度前後、最低気温14度程度
冬(6月~8月) :最高気温17度程度、最低気温10度以下
気候は日本と同じく四季がありますが、そこまで気温差が大きくないことが特徴です。上記に示した気温よりも上下する日はありますが、寒い日でも雪が降るほど冷え込むことはありません。最近では温暖化の影響もあり、夏場は40度近くまで上昇する日も観測されています。
また、お気付きかと思いますが、日本とは季節が真逆です。日本を真夏に出発すればシドニーは冬。真夏の格好で到着すれば、風邪を引きかねませんので注意しましょう。
シドニーで有名な観光スポット
オペラハウス
独創的な形状と構造は着工から竣工までに14年を要した、シドニーを代表する近代建築物であり、世界遺産のひとつです。世界的に有名なコンサートホール・劇場で、シドニー交響楽団の本拠地になっています。
ダーリングハーバー
かつて造船所や倉庫が立ち並んでいた貿易港を再開発し、現在観光スポットとなっている街の中心地です。カフェ、レストラン、ショッピングモール、水族館など、なんでも揃うエリアです。
ハーバーブリッジ
全長1,149m、全幅49mを誇る世界最大級の橋で、シドニーを代表する建造物のひとつです。ハーバーブリッジには歩道があるので、歩きながらシドニーを見渡すことも可能です。
ボンダイビーチ
中心地から10キロほどのところに位置する、シドニーで最も人気のあるビーチです。砂浜は1キロほど続いており、夏の休日は地元の人から観光客まで非常に多くの人で賑わっています。
ブルーマウンテンズ国立公園
大自然が体感できる世界遺産です。中心地から片道2時間程度で到着します。ロープウェイやゴンドラ、トロッコなどの乗り物もあり、さまざまな角度から自然に触れることが可能です。
シドニー留学の5つのメリット
①語学学校や専門学校、大学の数が豊富
オーストラリアは教育水準が高い国として知られています。シドニーは世界中から最も多く留学生が集まる中心地で、選べる学校の数は申し分ありません。単に勉強するだけでなく、外資系企業への就職など視野に入れている人は、学歴として世界的にも優秀なシドニー大学への進学なども選択肢となり得るでしょう。
語学学校は授業料、立地、コースやアクティビティの豊富さ、学生の出身国の割合などから比較して選ぶことが可能です。一定期間以上就学する場合は、キャンペーンでいくら割引などもやっているので、就学期間選びの参考としても良いと思います。
②語学以外の学びもある
語学学校では一般英語以外にも、ビジネス英語や大学への進学英語コース、IELTSのテスト対策やバリスタコースなど併設している学校が多く、学べる幅が広いことも特徴です。
TAFE(専門学校)に進めば、調理師やマッサージ師など資格の取れるコースもあれば、マーケティングを学ぶコースなどバリエーションが豊富です。
スキルがあると、オーストラリアで長期的に仕事目的で滞在するための「就労ビザ」の取得にも繋がりやすいので、将来的にオーストラリアで生活していきたい人にはおすすめです。
③働き口が多くある
「移民の国」と言われるオーストラリアの中心都市は、非常に多くの人種が生活をしています。最も数が多いのは中国人ですが、日本人の数も年々伸びており、日本食レストランやお寿司のテイクアウトショップなど、日本人経営のお店も多くあります。
渡航したばかりで英語力が乏しくても、ディッシュウォッシャーやキッチンの調理補助など、職種を選ばなければ仕事に困ることは無いでしょう。エージェントで海外インターンシップ(日系企業やホテル)での就業斡旋を行っているので、エージェントを通じて仕事を決めることもひとつの方法です。
④日本の物や食材が手に入りやすい
オーストラリア資本のスーパーマーケットにはそこまで日本の食材などは売られていませんが、中国人や日本人が経営する「アジアンマーケット」と呼ばれるものが存在し、そこでは調味料から米、そば、餅、納豆、お菓子など日本の食材を揃えることが可能です。
また、ユニクロや無印良品があるので、日本と同じように洋服や文房具、コスメも購入できます。ただし、日本で購入するよりも当然割高です。
⑤イベントが豊富で海外生活を楽しめる
【夏】
ニューイヤーズイブ・ファイヤーワークス
日程:12月31日
開催地:シドニーハーバー
シドニーでは毎年、大みそかには大花火イベントが行われることで有名です。午後9時に最初の花火が上がり、新年へのカウントダウンが済んだと同時にたくさんの仕掛け花火が上がります。
シドニーフェスティバル
日程:1月9日~27日
開催地:市内各地
ビジュアル・アート、パフォーマンス、音楽やダンスなど、さまざまなジャンルのアート・イベント、芸術の祭典です。真夏なので野外イベントが多く、無料で楽しめるものも多いことが魅力です。
トヨタ・カントリー・ミュージック・フェスティバル・タムワース
日程:1月18日~27日
開催地:タムワース
700人以上のアーティストが80か所の会場で2800ものイベントを行う、世界トップ10と評されるオーストラリア、南半球最大の音楽祭です。1日に約5万人もの人が訪れるビッグイベント。
HSBCシドニー・セブンズ
日程:2月1日~3日
開催地:シドニー・オリンピック・パーク
7人制ラグビーの最高峰の大会、ワールド・ラグビー・セブン・シリーズです。
ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ
日程:2月14日~3月3日
開催地:シティ・センター
世界で最も活気あふれるLGBTQI(Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender)の祭典。国内外から2万人を超える見物客が集まるイベントです。
【秋】
マルディグラ・パレード
日程:3月2日
開催地:ダーリングハースト
世界中から数十万人が集まる大パレード。
ハンダ・オペラ・オン・シドニーハーバー
日程:3月22日~4月21日
開催地:シドニー湾
シドニー湾上に特設部隊を設けて行われる野外オペラ。2019年の演目は「ウエスト・サイド物語」です・
ザ・チャンピオンシップス
日程:4月6日、13日
開催地:ロイヤル・ランドウィック競馬場
オーストラリア競馬シーズンの終盤を飾る大会。世界中から実力と人気を兼ね備えた競走馬が勢ぞろいします。
シドニー・ロイヤル・イースター・ショー
日程:4月12~23日
開催地:シドニー・オリンピック・パーク
毎年80万人が訪れるオーストラリア最大の年間行事。オーストラリアの文化・歴史・農業に触れることができます。食べ物の屋台も数多く出店しています。
バイロンベイ・ブルーフェスト
日程:4月18日~22日
開催地:バイロンベイ
オーストラリア最高峰のブルースフェスティバル。7つの会場で200組以上のアーティストが演奏を繰り広げます。過去にはボブ・ディラン、ポール・サイモンなども出演しているイベントです。
ビビッド・シドニー
日程:5月下旬~6月中旬
開催地:シドニー市内
世界最大級の光と音楽とアイデアの祭典。オペラ・ハウスや街中の建物が7色に染まります。
【冬】
シティ2サーフ
日程:8月中旬
開催地:シドニー中心地からボンダイビーチ
あらゆる年齢のランナーがオーストラリア各地から集まる総距離14キロのマラソンイベント。本格的なランナーから、コスプレしながら走る人などさまざま。
【春】
シドニーマラソン
日程:9月15日
開催地:シドニー市内
シドニーオリンピックを記念して、2001年からスタートしたイベント。毎年3万3千人以上の人々が参加するマラソン大会です。ゴールはオペラ・ハウス。
桜祭り
日程:9月28日
開催地:カウラ・ジャパニーズ・ガーデン
日本庭園が再現される日本と縁の深い町「カウラ」で、毎年桜の時期に行われるイベント。芸術、相撲、日本食などの日本文化を体験できます。外国人の友達と一緒に行くと楽しめるイベントでしょう。
シドニー留学の3つのデメリット
①家賃や生活費が高い
シドニーは香港の次に地価の上昇率の都市としても知られています。ですので、まず家賃が高いです。日本のように古い建物だったとしても、留学用にしっかりと資金を貯めてきている人で無ければ一人暮らしを選択することは難しいでしょう。
物価はシドニーに限らず、オーストラリアが全体的に日本と比べて高いです。とは言え、全部が全部高いわけではありませんので、外食を控えめにして、自炊を心がければ生活は可能です。
②日本人やアジア人が多い
日本人が多いことはメリットにもなり得ることですので、一概にデメリットとは言えない側面もありますが、日本人と全く合わない環境で生活することは難しいかもしれません。
家・学校・職場のどこか、もしくはすべての場所で日本人と出会う可能性が高いです。また、アジア人も多くいる都市です。
しかし、イングリッシュオンリーポリシーのある学校に通い、外国人とシェアハウスで暮らすなどすることでいくらでも英語を学ぶ環境を作ることはできます。留学される方の心持ち次第で英語力の向上は左右されます。
③時給が良くない仕事もある
働き口が多いというメリットがある一方、英語が使えない、滞在期間が短いなどの留学生事情を使われ、オーストラリア政府が定める時給を支払っていない企業やお店が相当数あることが現状です。
日本人が日本食レストランで働く場合、韓国人が韓国レストランで働く場合のように、現地では仕事があるだけでもありがたいこともあって、提示される時給のまま働かざるを得ないのも現実です。
オーストラリアの法を順守した時給は1時間20ドル以上ですが、日本食レストランなどは一般的に12ドル~15ドル程度。18ドルもらえれば上々といったところでしょう。長期で働けば大きな差になることは言うまでもありません。
働くことも重点においた留学であれば、給料形態のしっかりしたローカルの企業やお店で働くことがおすすめです。やはり最低限の英語力が必要ですので、語学学校で英語力を身に着けた上で給料の良い職場を探すことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか。オーストラリア最大都市のシドニーは、日本でいうところの東京なので、やはり生活をしていくのにとてもお金がかかります。しかしながら、大都市ならではの学校や仕事の多さ、イベントの多さは充実した留学ライフを送るには十分充実していると言えるでしょう。
ほかの国や都市へのアクセスもしやすいので、留学期間中にさまざまなところを周ってみたいと考えている人にも、生活拠点として便利なことは間違いありません。
以下がシドニーの語学学校一覧ですので、ぜひご自身に合った学校を探してください。留学について不安なことなどございましたら、いつでも無料相談を受けつけております。